人間椅子の全曲トリビア辞典vol.4(10th『見知らぬ世界』~12th『三悪道中膝栗毛』)

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人間椅子
画像出典:Amazon

前回:人間椅子の全曲トリビア辞典vol.3(7th『頽廃芸術展』~9th『怪人二十面相』)

この記事では、人間椅子の楽曲にまつわるトリビアを紹介する。
トリビアとは、「くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識、豆知識」を指す。

そんな豆知識を全曲について集めようと言うのが、この記事の主旨だ。
以下の内容を中心に書こうと考えている。

  • 楽曲のタイトルのもとになった小説等は何か?
  • 歌のフレーズの元ネタ
  • スタジオ音源とライブ演奏時の違い
  • 楽曲にまつわるエピソード(初披露の方法、制作時のエピソード)

第4回は、10th『見知らぬ世界』~12th『三悪道中膝栗毛』までだ。

※この記事は読者参加型にできればと思い、こんなトリビアを知っていると言う方は、コメント欄にぜひお寄せください。

あまりに主観的な内容でなければ、書き加えさせてもらい、内容の充実を図ろうと思います。

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10th『見知らぬ世界』

  • 発売日:2001年9月21日、2016年11月2日(UHQCD再発)
  • 発売元:トライエム、徳間ジャパンコミュニケーションズ(UHQCD再発)
  • メンバー:和嶋慎治 – ギター・ボーカル、鈴木研一 – ベース・ボーカル、後藤マスヒロ – ドラムス・ボーカル
no. タイトル作詞作曲時間
1死神の饗宴和嶋慎治鈴木研一4:49
2涅槃桜和嶋慎治和嶋慎治6:56
3侵略者(インベーダー)和嶋慎治鈴木研一5:48
4さよならの向こう側和嶋慎治和嶋慎治5:38
5人喰い戦車鈴木研一鈴木研一4:43
6そして素晴しき時間旅行和嶋慎治後藤升宏6:55
7甘い言葉 悪い仲間和嶋慎治和嶋慎治5:58
8自然児和嶋慎治鈴木研一7:02
9エデンの少女和嶋慎治和嶋慎治5:14
10魅惑のお嬢様鈴木研一鈴木研一5:56
11悪魔大いに笑う和嶋慎治和嶋慎治4:37
12棺桶ロック鈴木研一鈴木研一3:34
13見知らぬ世界和嶋慎治和嶋慎治5:40
合計時間72:56
  • アルバムタイトルは、竹久夢二の詩集『桜さく島』の副題「見知らぬ世界」から。
  • これまでの作品の中で最多曲数、最長収録時間となっている。
  • ブックレット内のメンバーは、和嶋氏はウンモ星人、鈴木氏は山伏、後藤氏は軍人の格好をしている。
  • 帯惹句は「人間椅子が誘(いざな)う新たなる世界」
  • 和嶋氏の心境の変化(後に著書「屈折くん」で離婚した時期と判明)により明るい曲調が増え、当時は賛否両論の作品だった。
  • 本作の和嶋氏の歌詞は、様々な人間の心について比較的リアルに歌詞にしている。

死神の饗宴

  • 鈴木氏いわく「Black SabbathBudgieが融合したような曲」とのこと。
  • 「和嶋氏のギターソロの中でもトップクラスで良いソロ」と鈴木氏は述べている。
  • ベスト盤には、本作リリース前の『ペテン師と空気男』以外全てに収録されている。

涅槃桜

  • 涅槃桜とは、品種をミョウショウジザクラ(明正寺桜)という。釈迦の入滅した2月(旧暦:現在の3月)15日に近いことから涅槃桜と呼ばれる。
  • アルバム発売前の2001年6月16日に行われたイベント「涅槃神楽」のタイトルを拝借したのではないとのこと。
  • 2008年のツアー「春と修羅」以降では演奏されていない。

侵略者(インベーダー)

  • 精神分裂病(2002年より統合失調症に呼称変更)患者の言葉に着想を得た歌詞である。
  • Judas Priestの1978年のアルバム『Stained Class』には「Invader(侵略者)」と言う楽曲がある。
  • アウトロはKing Crimsonの「21st Century Schizoid Man (21世紀のスキッツォイド・マン) 」の影響か。

さよならの向こう側

  • 本作の中でも最もポップで前向きな楽曲で、発売当時には賛否両論あった。レコード会社からはアルバムから外してほしいと言われたとのこと。
  • 和嶋氏の著書「屈折くん」によれば、この当時に離婚していたことが判明した。別れた元妻への感謝を暗に歌った歌詞と思われ、メンバーもそれを知ってこの曲の収録を否定しなかった。
  • 山口百恵氏の引退前のシングルに「さよならの向こう側」がある。

人喰い戦車

  • NWOBHM期のムーブメントで活躍したバンド、TANKを意識して作られた楽曲。
  • 歌詞の内容は戦車に人が踏みつぶされてしまう悲劇を歌っており、反戦ソングである。
  • 中間部は河村隆一氏を意識して歌ったものらしい。

BARKSの連載ナザレス通信のVol.14「カマキリ」にて「人喰い戦車」への言及あり

【人間椅子連載】ナザレス通信Vol.14「カマキリ」 | BARKS
秋になりました。この季節よく目にするのは、僕の大好きなカマキリ達が道で車に轢かれて干物のようになってしまった哀れな姿です。なんでか分りませんが、晴れた日になると無謀にもアスファルトに出て来て道のど真ん中でゆらゆら揺...

そして素晴しき時間旅行

  • 後藤氏が人間椅子で作曲した中で唯一のローチューニング楽曲である。
  • 発売時の「ツアー2001 見知らぬ世界」以来演奏されていない。

甘い言葉 悪い仲間

  • ファズのエフェクター自作に凝っていた時期の和嶋氏は、ライブでもこの楽曲の中間のギターソロでは新作のファズを試しに使用していた。
  • サイケデリックな楽曲を目指して作られ、古いバンド仲間について歌った。
  • 長らく演奏されなかったが、「第十五回 人間椅子倶楽部の集い 2019」にて演奏された。

自然児

  • 「自然児」とは世俗の因習などにけがされていない純真無垢な者。の意味。
  • 鈴木氏によれば、King Crimsonの「Red」に似てしまったことは自覚しているとのこと。
  • 近年では「第八回 人間椅子倶楽部の集い 2011」で演奏されている。

エデンの少女

  • 歌詞は和嶋氏が見かけた統合失調症と思われる少女が独り言を言い笑っている様子、突然駆け出していった様子から、この曲の歌詞を作ったと述べている。
  • 「甘い言葉 悪い仲間」とともに「第十五回 人間椅子倶楽部の集い 2019」にて演奏された。

魅惑のお嬢様

  • 松嶋菜々子のファンであった鈴木氏が、その姿を思い描いて作詞した楽曲。
  • 白い肌やほくろなど、鈴木氏が女性の好きな部分が詰め込まれている。
  • 後半の展開は、Black Sabbathの「Sabbath Bloody Sabbath」の後半を思わせる。

悪魔大いに笑う

  • 中間部のクリーントーンのギターソロは、物販等スタッフをしている友人の中野修氏のテレキャスターを借りて演奏している。ブックレットのスペシャルサンクスにも記載がある。
  • アルバム発売前のアルバムの曲順の記載では、この曲が1曲目に書かれていたことがあった。
  • 近年は「第九回 人間椅子倶楽部の集い 2012」にて演奏された。

棺桶ロック

  • タイトルはElvis Presleyによる「監獄ロック」(Jailhouse Rock)をもじったもの。
  • 歌詞は棺桶を掘り起こすと生き返った形跡があると言うエピソードから着想を得た。
  • 歌はラップ調なものになっている。

見知らぬ世界

  • タイトルは、竹久夢二の詩集『桜さく島』の副題「見知らぬ世界」から。
  • 和嶋氏は離婚した後、千葉県から再び東京の高円寺に戻ってきたが、そこで感じた新しい気持ちを素直に詞にしたもの。
  • MVが富士の樹海で制作された。和嶋氏だけ聞こえない声が聞こえたり、誰かに引っ張られたりと霊的な体験をしていた。
  • アルバム発売ツアーでは和嶋氏はウンモ星人の格好で演奏していたが、活動25周年を記念した2015年1月24日渋谷公会堂公演では久しぶりにウンモ星人となり「見知らぬ世界」を披露した。
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11th『修羅囃子』

  • 発売日:2003年1月22日、2016年11月2日(UHQCD再発)
  • 発売元:トライエム、徳間ジャパンコミュニケーションズ(UHQCD再発)
  • メンバー:和嶋慎治 – ギター・ボーカル、鈴木研一 – ベース・ボーカル、後藤マスヒロ – ドラムス・ボーカル
no. タイトル作詞作曲時間
1東洋の魔女和嶋慎治鈴木研一5:34
2鈴木研一鈴木研一5:55
3愛の言葉を数えよう和嶋慎治和嶋慎治4:39
4月に彷徨う鈴木研一鈴木研一5:33
5野球野郎和嶋慎治後藤升宏4:29
6最後の晩餐和嶋慎治和嶋慎治6:52
7終わらない演奏会鈴木研一鈴木研一3:45
8王様の耳はロバの耳和嶋慎治鈴木研一4:21
9恐山和嶋慎治和嶋慎治3:37
10蛇性の淫鈴木研一鈴木研一6:22
11相剋の家和嶋慎治和嶋慎治6:06
合計時間57:13
  • アルバムタイトルは、造語である。修羅は仏教における六道の中の上から3番目の修羅道から。騒々しい音楽のロックは修羅の音楽であるとし、”囃子”に見立てて演奏すると言う意味がある。
  • ジャケット写真にはチンドン屋に扮したメンバーが写っている。アルバム発売ツアー時にはこの衣装でライブも行っていた。
  • 帯惹句は「修羅の如く、煩悩世界で我らは歌う、力強く!かなしく!おかしく!」
  • オリコンアルバムチャート初登場140位。タワーレコード渋谷店チャート8位。

東洋の魔女

  • 「東洋の魔女」は1961年の欧州遠征で22連勝した日紡貝塚女子バレーボールチームにつけられたニックネームであり、ここからタイトルを取ったものと思われる。
  • MVが制作されており、ジャケット写真の衣装で練り歩く動画とライブ映像が組み合わさったもの。DVD『見知らぬ世界』『おどろ曼荼羅~ミュージックビデオ集~』に収録されている。
  • 襖下張り恋文は”の歌詞が、和嶋・鈴木両氏とも気に入っているとのこと。

  • 地獄シリーズのようにも思えるが、北朝鮮について暗に歌っていると鈴木氏が語っている。2002年には北朝鮮による日本人拉致問題が取り上げられるなど報道が多くなっていた。
  • 2011年の「冬来たりなば春遠からじ ~人間椅子ワンマンツアー 2011年師走~」以来、演奏されていない。
冬来たりなば春遠からじ ~人間椅子ワンマンツアー 2011年師走~ | Web Rock Magazine BEEAST
本誌コラムニスト・和嶋慎治がフロントマンを務める人間椅子。結成から四半世紀を経た今、20代からの支持を集める理由は?

愛の言葉を数えよう

  • ハードロック以前のロックを目指して作られた楽曲とのこと。
  • 冒頭のドラムのリズムは、Bay City Rollers「Saturday Night」あるいはThe Ventures「Let’s Go」のリズムを意識したものか。
  • Aメロ部分はJimi Hendrixの「Fire」を意識したものと思われる。

月に彷徨う

  • レコーディング時には仮タイトルとして「禁忌の村」と書かれていた。
  • 第十回 人間椅子倶楽部の集い 2013」で演奏されているが、それ以来演奏されていない。

野球野郎

  • 歌詞に正岡子規が登場するのは、正岡子規が日本に野球が導入された頃に熱心にプレイしており、野球用語を日本語に訳したことで知られるためである。
  • 「ワン ストライク!」のコーラス部分では長年スタッフを務める川端氏が参加している
  • 後藤氏の楽曲のうち、唯一この曲はナカジマ氏が「第七回 人間椅子倶楽部の集い 2010」にてボーカルをとり披露した。その際にはコーラスとして川端氏もステージに登場した。

最後の晩餐

  • キリスト教における「最後の晩餐」は、イエスキリストが処刑される前の夕食を指す。レオナルド・ダ・ヴィンチが絵画で描いた『最後の晩餐』が有名である。
  • 「チクタクタクチクタクタク」の時計の音は、2002年の平井堅による「大きな古時計」のカバーがリリースされたことに影響されたものだろうか。
  • アルバム発売当時の2003年以来、演奏されていないと思われる。

終わらない演奏会

  • 歌詞は鈴木氏が夢で見た光景をそのまま歌ったものである。
  • 2003年にはアルバム発売ツアーから約2か月ちょっとの早さで、ツアー「終わらない演奏会」が開催され、その際には1曲目に演奏されている。
  • 近年は「第八回 人間椅子倶楽部の集い 2011」と「冬来たりなば春遠からじ ~人間椅子ワンマンツアー 2011年師走~」で久しぶりに演奏された。

王様の耳はロバの耳

  • タイトルはイソップ寓話であり、ギリシア神話に登場するフリギア王ミダスの物語である。
  • ディスコ・ソングをイメージして作られた楽曲である。「行こう 胸を張って」の部分のギターがピコピコ音をイメージしている。
  • 第四回 人間椅子倶楽部の集い 2007」以来、演奏されていない。

恐山

  • 恐山は青森県下北半島にある活火山。ここでは霊場としての恐山を指すと思われ、「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言い伝えられている。
  • 青森県のローカル番組「人間椅子倶楽部」や雑誌「Player」の譜面で既に公開されていたが、CDへの収録は今回が初となった。
  • レコーディング時のエピソードとして、アウトロ部分のギターのリズムがヨレて沖縄民謡のようになってしまい、そのまま残す案もあったがそのテイクはお蔵入りとなったというものがある。

蛇性の淫

  • タイトルは上田秋成の「雨月物語」内の「蛇性の淫」より。内容にはエロティシズムを感じさせるものであり、鈴木氏らしい描写的な歌詞となっている。
  • 2010年の「春のにほひは涅槃のかをり」ツアーで演奏されて以来、演奏されていない。
人間椅子『春のにほひは涅槃のかをり』ツアー | Web Rock Magazine BEEAST
TEXT:八神灰児 PHOTO:曲香-mageshang- 大阪担当のライター八神が、2010年4月13日(火)ESAKA MUSEにておこなわれた『春のにほひは涅槃のかをり』ツアーの大阪公演をレポートします!「春はひとつの匂いを持っています。それは、遠く彼岸から漂ってくる涅槃の薫りです。今春、春の薫りとともに人間椅子...

相剋の家

  • 歌詞で描こうとしているのは、自分の中にあるもう一人の自分である。実家で親と暮らし廃人のような生活を送る自分であり、田舎に対する愛憎混じる感情を描いている。
  • 本作リリース後に発売されたベスト盤には全て収録されている。2013年に出演したOZZfest Japan 2013の1曲目にも選ばれ、2曲目に演奏された「死神の饗宴」と並び代表曲である。
  • 2010年頃からライブ時の鈴木氏のパフォーマンスが派手になり、Aメロ部分では足を振り上げるようになった。

12th『三悪道中膝栗毛』

  • 発売日:2004年9月29日、2016年11月2日(UHQCD再発)
  • 発売元:トライエム、徳間ジャパンコミュニケーションズ(UHQCD再発)
  • メンバー:和嶋慎治 – ギター・ボーカル、鈴木研一 – ベース・ボーカル、ナカジマノブ – ドラムス・ボーカル
no. タイトル作詞作曲時間
1洗礼和嶋慎治鈴木研一5:36
2野垂れ死に和嶋慎治和嶋慎治6:14
3意趣返し和嶋慎治鈴木研一5:44
4道程和嶋慎治鈴木研一3:09
5与太郎正伝和嶋慎治和嶋慎治4:29
6悪霊鈴木研一鈴木研一5:08
7新生和嶋慎治和嶋慎治6:44
8夜間飛行和嶋慎治鈴木研一6:42
9のれそれ和嶋慎治和嶋慎治4:50
10発射鈴木研一鈴木研一3:25
11痴人の愛和嶋慎治和嶋慎治5:01
合計時間56:48
  • 2003年12月14日のライブをもって後藤マスヒロ氏が脱退し、ドラマーがナカジマノブ氏になって初のオリジナルアルバム。前作『修羅囃子』から1年半ほどでリリースしている。
  • タイトルは十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をもじったもの。「三悪道」は仏教における餓鬼・畜生・地獄の3つを指し、前作のタイトルに登場した「修羅」より下の世界。
  • 帯惹句は「地獄と餓鬼と畜生の 道の向こうに明日がある 人間椅子 十五周年記念 音曲盤」
  • メンバーが代わり新たな人間椅子となったため、「洗礼」「新生」など新たに生まれ変わることをイメージさせるタイトルの楽曲が収録されている。
  • これまでは作曲者がメインボーカルをとっていたが、鈴木氏の曲「道程」にナカジマ氏がボーカルをとっている。「道程」には“歌/ナカジマノブ”のクレジットがある。
  • オリコンチャート初登場206位だった。

洗礼

  • 洗礼とはキリスト教における浄化儀式を指すが、初めての経験や通過儀礼の意味でも用いられる。
  • ベスト盤は『人間椅子傑作選 二十周年記念ベスト盤』『人間椅子名作選 三十周年記念ベスト盤』に収録されている。
  • MVが制作され、やじきたに扮したメンバーがアニメーションの中を歩くと言うもの。2020年9月にはファッションブランドIKUMIがMVとのコラボレーション映像を公開した。
人間椅子がファッションブランドIKUMIとコラボ、“日本の妖怪”がテーマのショー映像公開(動画あり)
人間椅子がファッションブランドIKUMIとコラボ。“合成ファッションショー”映像「IKUMI FW20 COLLECTION」がIKUMIのYouTube公式アカウントで公開された。

野垂れ死に

  • 当時の和嶋氏はよく酒を飲んで路上で寝ていたことがあり、花壇で寝ており死んだかと思ったというエピソードがある。
  • ハーモニカのソロは、1996年の『無限の住人』収録の「蛮カラ一代記」以来。
  • 近年は2018年の「恩讐の彼方~人間椅子 2018年 晩夏のワンマンツアー」で披露されている。

意趣返し

  • 「意趣返し」とは相手に恨みを返すこと、仕返しをすることの意味。
  • 和嶋氏はまだこの時期は心に闇を抱えており、手書きの歌詞をファックスしたら、文字が黒塗りされたようになり読めなくなったというエピソードを語っている。
  • 上記のエピソードなどから、和嶋氏はあまり演奏したくないと述べており、発売当時以外はほとんど演奏されていない。

道程

  • タイトルは高村光太郎の詩あるいは詩集『道程』から。「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」の一節が有名である。
  • ナカジマ氏加入前に既に曲ができており、鈴木氏が歌う予定で進められていたが、雰囲気に合わないことからナカジマ氏が歌うことになった。

与太郎正伝

  • 楽曲の主人公となる「与太郎」は、日野日出志氏の漫画「蔵六の奇病」の主人公蔵六をイメージしたもの。
  • 「第三回 人間椅子倶楽部の集い 2006」で演奏されて以来、演奏されていない。
  • 2016年の19thアルバム『怪談 そして死とエロス』収録の「雪女」のAメロと、この曲のAメロの節回しが似ている。

悪霊

  • タイトルは小栗虫太郎の小説『悪霊』から。
  • 近年では「第十二回 人間椅子倶楽部の集い 2016」にて演奏されている。

新生

  • タイトルは島崎藤村の小説「新生」から。
  • アルバム発売時のツアー名は「新生人間椅子平成拾六年巡業~三悪道中膝栗毛~」であり、ナカジマ氏が加入して生まれ変わった「新生」と掛けている。
  • 「第三回 人間椅子倶楽部の集い2006」で演奏されているが、それ以来演奏されていない。

夜間飛行

  • タイトルはアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる小説「夜間飛行」から。
  • 宇宙シリーズ”の楽曲であり、1998年の7thアルバム『頽廃芸術展』収録の「天体嗜好症」以来の宇宙シリーズである。
  • メインのリフ部分は10拍子で演奏されている。
  • 冒頭の効果音はテルミン風の音が出るエフェクターによるもの。なお「恩讐の彼方~人間椅子2018年晩夏のワンマンツアー」で披露した際には、本物のテルミンで演奏された

のれそれ

  • 「のれそれ」とは津軽弁で、「全力で」の意味である。またはアナゴの稚魚の意味でもある。
  • 後半に登場するリズムは阿波踊りのリズムであり、和嶋氏によればナカジマ氏の加入で地元の高円寺色を入れるべく、高円寺で毎年8月に開催される阿波踊りのリズムを導入したとのこと。

発射

  • 発売当時は「男と女の目と目が合えば、そこから始まる愛のカウントダウン」などの前口上が述べられていた。「刀と鞘」と同系列の楽曲と見て良いようだ。
  • ナカジマ氏にとってはツインペダルの使用は本作が初めてのことであり、「発射」が本格的なツインペダルデビューだった。
  • 「第6回人間椅子倶楽部の集い 2009」で演奏されて以来、演奏されていない。

痴人の愛

  • タイトルは谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」から。
  • 歌詞の内容については刹那的な虚しさ、そして虚しさの中にある何かを描きたいとのこと。
  • 比較的演奏頻度は高く、近年では2011年の人間椅子レコ発ツアー『此岸礼賛』「此岸の日」、2016年の「地獄の季節」ツアーにて演奏された。

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