【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第4回:奥村愛子

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音楽
画像出典:Facebook 奥村愛子(official)

気になるバンドを聴いてみようと思った時に、必ずと言っていいほど「何から聴けば良いのか?」問題が出てくる。

そこで初めて聴く人向けに、最初に聴くのにおすすめのアルバムを紹介するシリーズ記事を書いている。

これまで3組のアーティストについてアルバムを紹介してきた。

第1回:eastern youth

第2回:クレイジーケンバンド

第3回:怒髪天

今回はバンドではなく、女性シンガーソングライターの奥村愛子氏について取り上げてみたい。

デビュー頃は”昭和歌謡”のイメージで活動していたが、現在は多方面への楽曲提供も行い、音楽的にも幅広く良質なポップスを歌うシンガーである。

筆者も1stアルバム頃から聴き続けており、知らない人にはぜひとも聴いていただきたいアーティストである。

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奥村愛子について

奥村愛子氏は2001年よりソロで活動を開始し、2004年にメジャーデビュー。

同年には代表曲でもある「いっさいがっさい」「蝶」などをミニアルバムとして発表する。そして2005年には1stアルバム『万華鏡』を発表。

楽曲としては昭和歌謡を思い起こさせるような少し懐かしいメロディーと、奥村氏の力強くも可愛らしいボーカルが魅力である。

『万華鏡』は奥村氏単独の作曲は12曲中3曲のみで、提供を受けた楽曲や共作が多い。改めて聴くとパワーに溢れ、やや荒削りな部分も含めて若さが感じられる。

同年には筒美京平氏の作曲による『恋したいハート』、つんく氏によるプロデュース作『くちびるセクシー』を立て続けにリリース。

これまで奥村氏の写真が使われることは少なく、NICO氏によるアートワークが中心だった。この時期のみ奥村氏が前面に映し出されることが多く、レコード会社の方針だったのかもしれない。

2006年には2ndアルバム『虹色ナミダ』がリリースされる。前作に比べるとやや奥村氏らしいカラーは薄れ、耳馴染みやすいポップスが中心となった。

良くも悪くも洗練された作品となったが、マネージメント等では意見の相違もあったのか、東芝EMIより離れることになる。以降はインディーズでの活動となった。

2007年にはシングル『ラヴマッチ』、3rdアルバム『ラヴマッチ』を発売する。当初はタワーレコードとヴィレッジヴァンガードでの限定販売だった。

デビュー時のNICO氏のアートワークが復活し、楽曲はすべて奥村氏のオリジナルとなった。全体を通じて楽曲のクオリティが上がり、ファンの間でも名作とされる

2009年頃からは楽曲提供も活発に行うようになっている。アイドリング!!!戦国鍋TVプリキュアシリーズなどに楽曲提供し、自身のオリジナルでも楽曲の幅を広げることになる。

2009年には初のワンマンライブ「エレファントシロップアワー」を行い、2010年もワンマンライブ《寅》、2011年にはワンマンライブ《卯》などライブ活動も増えている。

2012年には久しぶりの4thアルバム『』をリリース。発売は自主レーベル「ラムネミュージック」からとなった。

・「かわいたグロス」MV

再び奥村愛子オリジナルのリリースが増え、同年には配信シングル3作を立て続けにリリース。翌2013年にはシングル3作を収録した5thアルバム『ショッキングブルー』を発売。

打ち込みを多用した楽曲など、これまで以上にバラエティに富んだアルバムとなっている。

2015年には6thアルバム『ランタンレッド』をリリース。前回が”ブルー”で今回は”レッド”であり、日本語にすれば提灯をイメージさせるお酒やお祭りの楽曲が多く収録された。

2018年にはテレビ東京系アニメ「闇芝居」EDテーマとしてシングル『まやかし横丁』をリリース。

・「まやかし横丁」MV

そして同年には7thアルバム『ストライプ』をリリース。前々作からの色シリーズで、黒と白が交わらないストライプをタイトルに冠した。

・「時間の問題」レコーディングオフショット

2019年にはデビュー15周年を迎え、15thAnniversaryTour2019『ATTACK』や15th Anniversary FINAL《ジュマペール》などライブ活動を精力的に行った。

ご本人いわく「マイペースな活動」とのことで、15年の中でリリースされたアルバムは7枚と決して多くはない。

デビュー時から一貫した音楽性がありつつ、年々楽曲が良くなっており、安心して聴けるミュージシャンだ。ぜひ知らない人には聴いていただきたいと感じている。

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おすすめのベストアルバムは?

ここからは”はじめてのアルバム”を紹介していこうと思う。まずは「ベストアルバム」はリリースされているか?についてから述べておきたい。

奥村愛子氏はベストアルバムをリリースしていない。キャリアの多くをインディーズで過ごしているためか、ベスト盤を積極的に出すという方針にならなかったのかもしれない。

ただし2020年12月25日(金)に初のライブステージDVD『OKUMURA AIKO BEST SESSION STAGE~絵心に音仕掛け~』がリリースされる。

奥村愛子ライブステージDVD
奥村愛子ライブステージDVD「OKUMURA AIKO BEST SESSION STAGE~絵心に音仕掛け~」特設サイトです

この作品は、2020年9月16日「座・高円寺2」ホールにて無観客コンサートを開催し、その中から16曲を選曲したものだ。

もともとベストセッションアルバムの発売を構想していたようだが、映像作品としてのリリースとなった。そのため選曲はベストアルバム的な内容となっている

初期の代表曲、近年の人気曲・ライブの定番曲が収録されており、奥村愛子氏の魅力がダイレクトに伝わる作品になっているだろう。

上記の特設ページより先行販売を行っているので、入手していただきたい。

“はじめて”のオリジナルアルバム

ここからは、最初に聴くオリジナルアルバムのおすすめを紹介したい。

筆者としては初期の代表曲を押さえる前に、近年のアルバムをぜひおすすめしたい。作品全体のクオリティも高く、楽曲のバラエティも豊かであるためだ。

おすすめは”色”がタイトルについた3作『ショッキングブルー』『ランタンレッド』『ストライプ』である。この3作はどれも素晴らしく甲乙つけがたい。

あえて挙げれば、2013年の5th『ショッキングブルー』が最初に聴くのにおすすすめだ。

この『ショッキングブルー』はアルバムの楽曲のバランスが非常に良い。奥村氏らしい「恋は追憶のブルー」「おしえてサイエンス」などは安心感がある。

一方で「約束の朝は泣かない」「バスルームとボブガール」などは、初期にはない楽曲の幅広さを感じさせる。そして名バラード「今夜わたしは泣いてしまう」も秀逸だ。

アルバム通して流れも良いため、最初に聴くにも最適なアルバムだと思う。なお『ランタンレッド』『ストライプ』もいずれも名作であり、順に手に取っていただきたい。

そして初期の代表曲を聴きたい場合には、1stアルバム『万華鏡』も外せないアルバムと言えよう。デビュー盤ということで、気合の入った作品だ。

まだ音楽的なバリエーションでは近年の作品には劣る印象も受けるが、やはり「いっさいがっさい」「蝶」などデビュー時から全くブレない音楽性を感じることができる。

表題曲の「万華鏡」やバラード「冬の光」など、良いメロディの楽曲も多数収録されている。”昭和歌謡”らしさを押し出していた時期のため、懐かしい歌謡曲が好きな人にもおすすめだ。

奥村愛子氏の作品はどれも良いアルバムとなっている。改めて発表されているアルバムは以下の通りだ。

  1. 万華鏡(2005)
  2. 虹色ナミダ(2006)
  3. ラヴマッチ(2007)
  4. 鍵(2012)
  5. ショッキングブルー(2013)
  6. ランタンレッド(2015)
  7. ストライプ(2018)

まとめ

今回は女性シンガーソングライターの奥村愛子氏のアルバムを紹介してきた。筆者としては最初に聴くアルバムとして、『ショッキングブルー』次いで『万華鏡』をおすすめしている。

・『ショッキングブルー』(2013)

・『万華鏡』(2005)

奥村氏の魅力は、その音楽性メロディとともにボーカルにもある。パワフルなボーカルからバラードまで自在に歌い上げる。

さらに個人的には楽曲のアレンジも、非常に聴きやすくて気に入っている。腕利きのミュージシャンが肩の力の抜けた良い演奏を存分に聴くことができる。

音楽が好きだという人には自信をもっておすすめしたいミュージシャンである。

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