【人間椅子】25年間ライブに通い続けると約300曲の全楽曲うち何曲聴くことができたか検証してみた

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2026年はメンバー全員が還暦を迎えるバンド、人間椅子は還暦記念ツアー『猟奇新生』の開催が決まっている。

人間椅子はデビューして36年になり、当ブログの筆者はライブに参加し始めて25年となる。

今回の記事では、25年間人間椅子のライブに通い続けると、全楽曲のうち何曲くらいを聴くことができたのか、検証してみようと言う内容である。

人間椅子の全楽曲はおよそ300曲、果たして何曲・何パーセントの楽曲を聴くことができたのだろうか。

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25年間人間椅子のライブに通い続けて何曲を聴くことができたのか?

さっそく25年間で人間椅子のライブで聴けた曲数をカウントしようと思う。

最初に筆者のライブの参加状況について述べ、人間椅子の全楽曲について聴けたかどうか一覧表で示す。

コンプリート出来たアルバムや、逆に聴けていない曲数の多いアルバムを抽出している。これにより、リアルなレア曲が見えてくるのではないか、と思う。

ちなみに人間椅子の全楽曲数は、音源として公式にリリースされているもので299曲だった。(2026年4月時点)

※こちらの記事で全楽曲数をカウントしている。

また主観的に定番曲・レア曲を判定した記事も作っており、併せてご覧いただきたい。

筆者のライブ参加状況について

筆者の人間椅子のライブ参加状況について、概要を述べておきたい。これによって、どんな頻度でのライブ参加による結果なのか、お分かりいただけると思う。

まず筆者が参加を始めたツアーが、2001年の10thアルバム『見知らぬ世界』リリースツアーからだった。

当時は名古屋で参加しており、学生だったので遠征は難しく、各ツアーで1回の参加がほとんどである。

なお2008年の『七月の猟奇歌 ~ ShowBoat 15周年記念』(高円寺ShowBoat)より東京(関東)でのライブに参加している。

2011年以降のライブツアーは全て1回は参加している。遠征で複数回参加することも稀にあるが、基本的に1回だけの参加が多かった。

ちなみに参加できていないツアーがいくつかある。学生時代は試験があったとか、少し人間椅子から気持ちが離れていた(+大学受験や上京のドタバタ)2007・2008年頃は参加が少ない。

以下が参加できていないツアーの一覧である。

  • 2004年『三悪道中膝栗毛』リリースツアー(ツアー【新生人間椅子平成拾六年巡業~三悪道中膝栗毛~】)
  • 2007年『真夏の夜の夢』リリースツアー(ツアー【真夏の夜の夢】)
  • 2008年春のワンマンツアー二〇〇八『春と修羅』
  • 2008年ツアー『音曲歳暮周り』
  • 2010年ツアー『春のにほひは涅槃のかほり』

加えて、ファンクラブ限定イベント『人間椅子倶楽部の集い』は、2008年の第五回より2019年の第十五回までは全て参加している。

その他、2025年まで関東に在住していた時は、フェス・対バン等にも時々参加していた。

全楽曲のうち聴けた曲・聴けていない曲の数と全楽曲の聴いた経験の有無一覧

人間椅子全楽曲299曲のうち、ライブで聴けた楽曲に〇、聴けなかった楽曲に×をつけている。なお3人の演奏ではないなど、イレギュラーなものには△をつけている。

なお現地に赴いて生演奏を聴いたもののみ〇としており、ライブ映像作品やライブ配信での演奏シーンの視聴はカウントしていない。

一覧表はかなり長くなるので、以下の「+」をタップしてご覧いただきたい。

No.曲名収録アルバム聴けたかどうか
1人面瘡0th『人間椅子』(1989)〇
2陰獣〃〇
3猟奇が街にやって来る〃〇
4神経症I LOVE YOU〃〇
5鉄格子黙示録1st『人間失格』(1990)〇
6針の山〃〇
7あやかしの鼓〃〇
8りんごの泪〃〇
9賽の河原〃〇
10天国に結ぶ恋〃〇
11悪魔の手毬唄〃〇
12人間失格〃〇
13ヘヴィ・メタルの逆襲〃〇
14アルンハイムの泉〃×
15桜の森の満開の下〃〇
16爆弾行進曲2nd『桜の森の満開の下』(1991)〇
17遺言状放送〃〇
18心の火事〃〇
19憂鬱時代〃〇
20夜叉ヶ池〃〇
21東京ボンデージ〃〇
22盗人讃歌〃〇
23相撲の唄〃×
24甲状腺上のマリア〃△(集いのソロコーナー)
25太陽黒点〃〇
26黄金の夜明け3rd『黄金の夜明け』(1992)〇
27独裁者最後の夢〃×
28平成朝ぼらけ〃〇
29わ、ガンでねべが〃×
30水没都市〃〇
31幸福のねじ〃〇
32マンドラゴラの花〃〇
33素晴らしき日曜日〃×
34審判の日〃〇
35無言電話〃×
36狂気山脈〃〇
37大予言シングル『もっと光を!』(1993)〇
38もっと光を!4th『羅生門』(1993)〇
39人間椅子倶楽部〃〇
40なまけ者の人生〃〇
41埋葬蟲の唄〃〇
42青森ロック大臣〃〇
43ナニャドヤラ〃×
44ブラウン管の花嫁〃×
45憧れのアリラン〃〇
46羅生門〃〇
47走れメロスベストアルバム『ペテン師と空気男-人間椅子傑作選-』(1994)×
48モスラ5th『踊る一寸法師』(1995)〇
49暗い日曜日〃〇
50どだればち〃〇
51ギリギリ・ハイウェイ〃〇
52エイズルコトナキシロモノ〃〇
53羽根物人生〃×
54三十歳〃×
55時間を止めた男〃〇
56ダイナマイト〃〇
57踊る一寸法師〃〇
58晒し首6th『無限の住人』(1996)〇
59無限の住人〃〇
60地獄〃〇
61蛮カラ一代記〃×
62莫迦酔狂ひ〃〇
63もっこの子守唄〃×
64刀と鞘〃×
65辻斬り小唄無宿編〃〇
66宇宙遊泳〃〇
67黒猫〃〇
68桜下音頭シングル『刀と鞘』(1996)×
69胎内巡り7th『頽廃芸術展』(1998)〇
70戦慄する木霊〃〇
71九相図のスキャット〃〇
72血塗られたひな祭り〃×
73菊人形の呪い〃〇
74天体嗜好症〃〇
75村の外れでビッグバン〃〇
76ED75〃〇
77エキサイト〃〇
78阿片窟の男〃〇
79銀河鉄道777〃〇
80ダンウィッチの怪〃〇
81幽霊列車8th『二十世紀葬送曲』(1999)〇
82蟲〃〇
83恋は三角木馬の上で〃〇
84都会の童話〃〇
85暁の断頭台〃〇
86少女地獄〃〇
87春の海〃〇
88不眠症ブルース〃×
89サバス・スラッシュ・サバス〃〇
90黒い太陽〃〇
91怪人二十面相9th『怪人二十面相』(2000)〇
92みなしごのシャッフル〃〇
93蛭田博士の発明〃〇
94刑務所はいっぱい〃×
95あしながぐも〃〇
96亜麻色のスカーフ〃×
97芋虫〃〇
98名探偵登場〃〇
99屋根裏のねぷた祭り〃〇
100楽しい夏休み〃〇
101地獄風景〃〇
102大団円〃〇
103死神の饗宴10th『見知らぬ世界』(2001)〇
104涅槃桜〃〇
105侵略者 インベーダー〃〇
106さよならの向こう側〃〇
107人喰い戦車〃〇
108そして素晴しき時間旅行〃〇
109甘い言葉 悪い仲間〃〇
110自然児〃〇
111エデンの少女〃〇
112魅惑のお嬢様〃〇
113悪魔大いに笑う〃〇
114棺桶ロック〃〇
115見知らぬ世界〃〇
116東洋の魔女11th『修羅囃子』(2003)〇
117鬼〃〇
118愛の言葉を数えよう〃〇
119月に彷徨う〃〇
120野球野郎〃〇
121最後の晩餐〃〇
122終わらない演奏会〃〇
123王様の耳はロバの耳〃〇
124恐山〃〇
125蛇性の淫〃〇
126相剋の家〃〇
127洗礼12th『三悪道中膝栗毛』(2004)〇
128野垂れ死に〃〇
129意趣返し〃〇
130道程〃〇
131与太郎正伝〃〇
132悪霊〃〇
133新生〃×
134夜間飛行〃〇
135のれそれ〃〇
136発射〃〇
137痴人の愛〃〇
138雷神13th『瘋痴狂』(2006)〇
139二十一世紀の瘋痴狂〃〇
140ロックンロール特急〃〇
141品川心中〃〇
142青い衝動〃〇
143無慈悲なる青春〃〇
144不惑の路〃×
145山椒魚〃〇
146恐怖!!ふじつぼ人間〃〇
147孤立無援の思想〃〇
148暗黒星雲〃〇
149幻色の孤島〃〇
150夜が哭く14th『真夏の夜の夢』(2007)〇
151転落の楽典〃〇
152青年は荒野を目指す〃〇
153空飛ぶ円盤〃×
154猿の船団〃〇
155閻魔帳〃〇
156白日夢〃〇
157牡丹燈籠〃×
158世界に花束を〃〇
159膿物語〃〇
160肥満天使 メタボリックエンジェル〃〇
161どっとはらい〃〇
162狂ひ咲きベストアルバム『人間椅子傑作選 二十周年記念ベスト盤』(2009)〇
163太陽の没落15th『未来浪漫派』(2009)〇
164輝ける意志〃〇
165浪漫派宣言〃〇
166至福のロックンロール〃〇
167愛の法則〃〇
168赤と黒〃〇
169冥土喫茶〃〇
170塔の中の男〃〇
171月下に捧ぐ舞踏曲〃〇
172ヤマさん〃〇
173秋の夜長のミステリー〃〇
174ばっちりいきたい子守唄〃〇
175深淵〃〇
176沸騰する宇宙16th『此岸礼讃』(2011)〇
177阿呆陀羅経〃〇
178あゝ東海よ今いずこ〃〇
179光へワッショイ〃〇
180ギラギラした世界〃〇
181春の匂いは涅槃の薫り〃〇
182悪魔と接吻〃〇
183泣げば山がらもっこ来る〃〇
184胡蝶蘭〃〇
185地底への逃亡〃〇
186愚者の楽園〃〇
187地獄のロックバンド〃〇
188今昔聖〃〇
189此岸御詠歌17th『萬燈籠』(2013)△(SEのみ、生演奏はなし)
190黒百合日記〃〇
191地獄変〃〇
192桜爛漫〃〇
193ねぷたのもんどりこ〃〇
194新調きゅらきゅきゅ節〃〇
195猫じゃ猫じゃ〃×
196蜘蛛の糸〃〇
197十三世紀の花嫁〃×
198月のモナリザ〃〇
199時間からの影〃〇
200人生万歳〃〇
201衛星になった男〃〇
202表徴の帝国18th『無頼豊饒』(2014)〇
203なまはげ〃〇
204地獄の料理人〃〇
205迷信〃〇
206生まれ出づる魂〃〇
207悉有仏性〃〇
208宇宙船弥勒号〃〇
209リジイア〃〇
210ミス・アンドロイド〃〇
211グスコーブドリ〃〇
212がらんどうの地球〃〇
213結婚狂想曲〃〇
214隷従の叫び〃〇
215地獄への招待状ベストアルバム『現世は夢 〜25周年記念ベストアルバム〜』(2014)〇
216悪徳の栄え〃〇
217悲しき図書館員〃〇
218宇宙からの色〃〇
219恐怖の大王19th『怪談 そして死とエロス』(2016)〇
220芳一受難〃〇
221菊花の数え唄〃〇
222狼の黄昏〃〇
223眠り男〃〇
224黄泉がえりの街〃〇
225雪女〃〇
226三途の川〃〇
227泥の雨〃〇
228超能力があったなら〃〇
229地獄の球宴〃〇
230マダム・エドワルダ〃〇
231虚無の声20th『異次元からの咆哮』(2017)〇
232風神〃〇
233超自然現象〃〇
234月夜の鬼踊り〃〇
235もののけフィーバー〃×
236宇宙のシンフォニー〃〇
237太陽がいっぱい〃〇
238痴人のモノローグ〃×
239悪魔祈祷書〃〇
240悪夢の添乗員〃〇
241地獄のヘビーライダー〃〇
242異端者の悲しみ〃〇
243命売りますベストアルバム『人間椅子名作選 三十周年記念ベスト』(2019)〇
244新青年まえがき21st『新青年』(2019)△(SEのみ、生演奏はなし)
245鏡地獄〃〇
246瀆神〃〇
247屋根裏の散歩者〃〇
248巌窟王〃〇
249いろはにほへと〃〇
250宇宙のディスクロージャー〃×
251あなたの知らない世界〃〇
252地獄小僧〃〇
253地獄の申し子〃〇
254月のアペニン山〃〇
255暗夜行路〃×
256無情のスキャット〃〇
257地獄のご馳走〃〇
258愛のニルヴァーナベストアルバム『人間椅子名作選 三十周年記念ベスト』(2019)〇
259悪夢の序章ベストアルバム『人間椅子名作選 三十周年記念ベスト』(2019)〇
260無限の住人 武闘編リマスター再発『無限の住人』(2020)〇
261杜子春22nd『苦楽』(2021)〇
262神々の行進〃〇
263悪魔の処方箋〃×
264暗黒王〃×
265人間ロボット〃〇
266宇宙海賊〃〇
267疾れGT〃〇
268世紀末ジンタ〃×
269悩みをつき抜けて歓喜に到れ〃×
270恍惚の蟷螂〃〇
271至上の唇〃〇
272肉体の亡霊〃×
273夜明け前〃〇
274さらば世界23rd『色即是空』(2023)〇
275神々の決戦〃〇
276生きる〃×
277悪魔一族〃〇
278狂気人間〃〇
279人間の証明〃×
280宇宙電撃隊〃〇
281宇宙の人ワンダラー〃×
282未来からの脱出〃〇
283地獄大鉄道〃〇
284星空の導き〃〇
285蛞蝓体操〃〇
286死出の旅路の物語〃〇
287まほろば24th『まほろば』(2025)〇
288地獄裁判〃×
289阿修羅大王〃〇
290宇宙誘拐〃〇
291野性上等〃×
292山神〃×
293恋愛一代男〃〇
294ばかっちょ渡世〃×
295永遠の鐘〃〇
296樹液酒場で乾杯〃〇
297感動の坩堝〃〇
298悪魔の楽園〃×
299光の子供〃〇

カウント結果は、299曲のうち、〇の聴けた曲数は254曲(約85%)、×の聴けていない曲数は42曲(約14%)、△の正式なバンド演奏でない曲数は3曲(約1%)だった。

25年間通うと、ツアーに複数回参加しなくとも85%の楽曲をライブで聴けたことが明らかとなった。

アルバムで見ると、全曲をコンプリート出来たのは以下の7枚のアルバムだった。

  • 0th『人間椅子』(1989)
  • 10th『見知らぬ世界』(2001)
  • 11th『修羅囃子』(2003)
  • 15th『未来浪漫派』(2009)
  • 16th『此岸礼讃』(2011)
  • 18th『無頼豊饒』(2014)
  • 19th『怪談 そして死とエロス』(2016)

1曲だけ聴けていないアルバムは以下の5枚であった。

  • 1st『人間失格』(1990)
  • 7th『頽廃芸術展』(1998)
  • 8th『二十世紀葬送曲』(1999)
  • 12th『三悪道中膝栗毛』(2004)
  • 13th『瘋痴狂』(2006)

逆に聴けていない曲数の多いアルバムのうち、時期の古いアルバムは以下の2作となる。

  • 3rd『黄金の夜明け』(1992)→4曲
  • 6th『無限の住人』(1996)→3曲

聴けていない楽曲一覧と考察

では聴けていない楽曲のみ一覧にし、リアルなレア曲の事情について考察してみようと思う。筆者が聴けていない楽曲の一覧である。

No.曲名収録アルバム聴けたかどうか
14アルンハイムの泉1st『人間失格』(1990)×
23相撲の唄2nd『桜の森の満開の下』(1991)×
24甲状腺上のマリア〃△(集いのソロコーナー)
27独裁者最後の夢3rd『黄金の夜明け』(1992)×
29わ、ガンでねべが〃×
33素晴らしき日曜日〃×
35無言電話〃×
43ナニャドヤラ4th『羅生門』(1993)×
44ブラウン管の花嫁〃×
47走れメロスベストアルバム『ペテン師と空気男-人間椅子傑作選-』(1994)×
53羽根物人生5th『踊る一寸法師』(1995)×
54三十歳〃×
61蛮カラ一代記6th『無限の住人』(1996)×
63もっこの子守唄〃×
64刀と鞘〃×
68桜下音頭シングル『刀と鞘』(1996)×
72血塗られたひな祭り7th『頽廃芸術展』(1998)×
88不眠症ブルース8th『二十世紀葬送曲』(1999)×
94刑務所はいっぱい9th『怪人二十面相』(2000)×
96亜麻色のスカーフ〃×
133新生12th『三悪道中膝栗毛』(2004)×
144不惑の路13th『瘋痴狂』(2006)×
153空飛ぶ円盤14th『真夏の夜の夢』(2007)×
157牡丹燈籠〃×
189此岸御詠歌17th『萬燈籠』(2013)△(SEのみ、生演奏はなし)
195猫じゃ猫じゃ〃×
197十三世紀の花嫁〃×
235もののけフィーバー20th『異次元からの咆哮』(2017)×
238痴人のモノローグ〃×
244新青年まえがき21st『新青年』(2019)△(SEのみ、生演奏はなし)
250宇宙のディスクロージャー〃×
255暗夜行路〃×
263悪魔の処方箋22nd『苦楽』(2021)×
264暗黒王〃×
268世紀末ジンタ〃×
269悩みをつき抜けて歓喜に到れ〃×
272肉体の亡霊〃×
276生きる23rd『色即是空』(2023)×
279人間の証明〃×
281宇宙の人ワンダラー〃×
288地獄裁判24th『まほろば』(2025)×
291野性上等〃×
292山神〃×
294ばかっちょ渡世〃×
298悪魔の楽園〃×

ここからは3つの時期に分けて考察したい。

後藤マスヒロ氏脱退前まで(『人間椅子』~『修羅囃子』)

最初は後藤マスヒロ氏脱退前までの作品(『人間椅子』~『修羅囃子』)に関してである。

筆者は2001年の『見知らぬ世界』リリース時からツアー参加しており、当時は曲数も今ほど多くなかったので、かなり多彩な楽曲をライブで聴くことができた。

またライブの選曲も、あまり定番が存在せず、どんな楽曲もライブに入って来る選曲だった。

そして近年は過去の楽曲を聴きたい声も大きいためか、後藤氏脱退前の楽曲が披露される機会も多い。加えて人間椅子俱楽部の集いでも、かなりの曲数を聴くことができた。

結果的に、筆者の聴き逃し(行かなかったツアーや、別会場のみで披露)のパターンは割と少なく、真にレアな楽曲が並んでいると見て良いだろう。

ナカジマノブ氏加入~ライブ回数の多かった時期(『三悪道中膝栗毛』~『新青年』)

2つ目の時期は、ナカジマノブ氏が加入してからの人間椅子で、コロナ前のライブ活動がハードだった時代までとした。

この時期もある程度は網羅できている印象である。2007年の『真夏の夜の夢』頃までは低迷期だったが、かなりの割合で聴くことができている。

その後徐々にライブの頻度も増したので、リリースツアーに参加して、その後何回かのツアーに参加+集いに参加することで、かなりの楽曲を網羅することができていた。

ただ2013年の『萬燈籠』まで東京は2Daysで行われたと記憶しているが、この頃には曲数も増えて来て、リリースツアーで聴き逃してしまうと、なかなか聴けなくなる曲も増えてきた。

『怪談 そして死とエロス』はリリースツアーの後に、単発の追加公演『続・怪談 そして死とエロス』が東京で行われて、全曲網羅することができた。

しかし『異次元からの咆哮』『新青年』の頃になって来ると、リリースツアー1回だけの参加だと、2,3曲の漏れが出てくるようになっている。

それでもこの当時は、関東圏在住で、リリース時のタワーレコード渋谷店で行われるインストアライブが、アルバム楽曲網羅のためには重要な位置づけだった。

ライブ頻度が減った現在(『苦楽』~現在まで)

人間椅子は初の海外公演を終えたタイミングで、コロナのためにライブ活動を自粛することとなった。それを機に、これまでのハードなスケジュールを組まない方針にしたようである。

そのためライブの回数自体がかつてより減少傾向にある。その中で過去の楽曲も披露するとなると、新作の楽曲の披露の機会はますます少なくなる。

『苦楽』以降のリリースツアーでは、新譜の楽曲以外の楽曲もセットリストに積極的に加えられることになった。そのため一度機会を逃すと、なかなか聴けないレア曲が生まれてしまう。

網羅的に聴きたいのであれば、リリースツアーで遠征することで、複数箇所(少なくとも3か所以上は必要)に通うほかないだろう。

筆者は1か所にしか行っていないので、5曲ほど漏れが出てしまっている。

※なお『色即是空』の時は、久しぶりにタワーレコード渋谷店でのインストアライブもあり、聴けていない楽曲数が少ないのだった。

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まとめ

今回の記事では、筆者が25年かけて人間椅子のライブに通い続けた結果、299曲のうち254曲(約85%)を聴けたことが明らかとなった。

我ながらほとんど休むことなく通い続けて、8割以上の楽曲を聴くことができたので、嬉しい限りである。

人間椅子のメンバーもいよいよ還暦である。前回のツアーでは、”終活モード”という言葉も出た通り、今の規模感でライブができる年数は限られてくる。

そのためこれまで披露の少ない楽曲を披露しないと、二度とその機会がなくなってしまうのだ。

今回調べて少なくとも25年間でほとんど披露されていない楽曲もあるようである。ぜひそうした過去の楽曲と、最近のリリースツアーですらレア曲だった楽曲をぜひ披露してほしいところだ。

人間椅子
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