2020年のおすすめアルバム(LUCIFER – LUCIFER III)

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ハードロック
画像出典:HMV

とても良いアルバムが届いた。

「LUCIFER」と言うバンドの新作である。

まるでショッキングブルーがブラックサバスの曲を演奏しているようだ。

僕はこのアルバムを聴いて真っ先にそう思った。

とても素晴らしい内容で、70年代ハードロックファン、サタニックなロックが好きな人にはおすすめしたい1枚だ。

以前の記事でも1曲だけ紹介したが、アルバム全体についても紹介したい。

LUCIFERというバンドについて

メンバーの入れ替わりは色々とあるようだが、2014年にTHE OATHにいたシンガーのヨハナ・サドニスとドラマーのアンドリュー・プレスティッジによって結成。

ネータ・シモーニ(g)、元LADYTRONのライヴ・メンバーであるディーノ・ゴルニック(b)を迎え、元CATHEDRALのリー・ドリアン主宰の『Rise Above』と契約、2015年1月に7インチ・シングルをリリースしている。

ネータが脱退、 後任として元CATHEDRALのギャリー・ジェニングスが加入。

2015年6月デビュー・アルバム『ルシファー』をリリースし、翌年の2016年には初来日公演が行われた。

ギャズが脱退、ザ・ヘラコプターズ、インペリアル・ステイト・エレクトリックのニッケがドラマーとして参加し、来日時に同行したサターンのロビンがギタリストとして正式加入した。

そして2018年に3年振りとなる『ルシファーⅡ』を発表。

2019年に再来日公演があり(筆者も観に行きました)、そこで同行したライナスとマーティンが加入し、本作『ルシファーⅢ』が2020年3月13日にリリースとなった。

****トラックリスト****

1. ゴースツ(GHOSTS)

2. ミッドナイト・ファントム(MIDNIGHT PHANTOM)

3. レザー・ディーモン(LEATHER DEMON)

4. ルシファー(LUCIFER)

5. パシフィック・ブルース(PACIFIC BLUES)

6. コフィン・フィーヴァー(COFFIN FEVER)

7. フランクド・バイ・スネークス(FLANKED BY SNAKES)

8. ステイ・アストレイ(STAY ASTRAY)

9. セメタリ―・アイズ(CEMETERY EYES)

*日本盤ボーナス・トラック

10.テイク・ミー・アウェイ(トゥゲザー・アズ・ワン)(TAKE ME AWAY (TOGETHER AS ONE))

*キッスのポール・スタンレー カバー曲

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(以上はサイトからまとめ)

経歴的な情報はこれぐらいにして、本作全体を聴いた感想を書いていきたい。

アルバムの感想

本作の話に入る前に、前作までのことを述べたい。

LUCIFERと言うバンドは、前作『ルシファーⅡ』が気に入って聴き始めた。

Dreamer」や「California Son」と言った曲に、70年代ハードロックを感じ、またサタニックな雰囲気が漂うところもポイントが高かった。

後にデビュー盤の『ルシファー』も聴いてみたのだが、こちらは琴線に触れるものではなかった。

おそらくは元CATHEDRALのメンバーもいたことで、ドゥームメタルの臭いがするのだろう。

ドゥーム特有の音の隙間がないサウンドになっている点は個人的には好みではなく、2枚目ではハードロック的な隙間の多いサウンドになっていたのが好印象だった。

(1枚目の雰囲気が良かったのにという人も一方ではいるのだろうと思う)

2019年の来日も観に行ったが、良いのだけどまだバンドを構築している途上という印象だった。

楽曲に関してもリードトラックとそれ以外の差がまだ大きいように思われた。

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ここまで少し辛口なことを書いたのは、新作の『ルシファーⅢ』が格段に良くなっているからである。

2枚目の時に感じたあと一歩の感じが、解消されてパワーアップされている。

まずはリフがとてもかっこよくて、練られていると思った。

ミッドナイト・ファントム(MIDNIGHT PHANTOM)」などのメインリフはサタニックでとてもかっこいい。

また全体のメロディも妖艶さを増して、レベルアップしている感じがした。

通しで聴いても一気に聴けるし、アルバムの中で緩急もついている。

冒頭にも書いたように、ヨハナのボーカルはショッキングブルーマリスカ・ヴェレスとどことなく似ている。

ショッキングブルーがブラックサバスを演奏したらこんな感じになるのかと思った。

今回初めてそう感じたのも、全体に流れる70年代、あるいは60年代のロックの色合いが強くなっているからだろう。

LUCIFERは売れるのか?

前作以上にアルバムとして、各楽曲としてのレベルは大きく上がったと思う。

またバンドとして表現したいこともオリジナルなものになってきている。

僕としてはぜひ売れてほしいと願っている。

そして当初からあったサタニックなムードは前作よりは強まっているのではないかと思った。

これはB級度を高めるポイントでもあるので、メインストリームに加わっていくのかどうか、今後のLUCIFERの進む方向次第というところだろうか。

サタニックなハードロックという意味ではGHOSTが大きな成功を収めている。

GHOSTもファーストの音楽性はかなりマニアックなものだったが、そのままでいたらここまでの成功はなかっただろう。

かなりアメリカで売れることを意識した作品が4作目の「Prequelle」であったので、それまでの作風が好きな人にはピンとこない作品になったのかもしれない。

またGHOSTの場合は、ビジュアル的な面もステージも含めて、エンターテインメント性が高いところも受けているところである。

このあたりの特徴はLUCIFERとは方向の違うところだと思う。

今後どのような方向性に進むにしても、こうった70年代ハードロックのエッセンスが受け継がれていくことを期待したい。

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