そろそろ人間椅子のベスト盤

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発売になりますね!待ちに待ったという感じですので、少し自分なりに人間椅子について考えたことを述べたいと思います。

やはり今回のベストは初期から最近の作品まで、割と満遍なく入っていて、人にも「人間椅子ってこういうバンドだ」と勧められる内容になっています。ただ前の「押絵と旅する男」で中盤の楽曲は細かくベストに入っているので、そこは手薄かもしれません。というより被っている曲が多いのが残念ですね。

人間椅子も一貫したものがあって凄いなあ、と感じますが、やはり色々変化はしてますね。やはり今までだと3段階ぐらいには分けられると思います。最初はかなりおどろおどろしいイメージが先行しましたが、徐々に楽曲の幅を広げていった印象があります。転換点はやはり「見知らぬ世界」でしょう。それ以降の曲が今回のベストの新しい部分と言えます。かなり楽曲がポップになりました。「見知らぬ世界」ではそれがかなりハイクオリティーだったために成功だったのですが、「修羅囃子」では少しそれを引きずって失敗した感がありました。それ以降はノブさんとの合ってくるまでに時間がかかって、ようやく「真夏の夜の夢」で合ってきました。特に「どっとはらい」という曲ではその充実ぶりがうかがえる気がします。今までのヘビーな曲とはまた違った新たな人間椅子のロックが展開しているように思えます。

今年はまた新譜も出るようで、調子の良くなってきた人間椅子に期待です!

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