桜の花、舞い上がる道を

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昨日購入したエレカシの新譜について書きます。

まずメインの「桜の花、舞い上がる道を」は、「笑顔の未来へ」とは全く異なる(というかこちらが異色)ベクトルで「俺たちの明日」の流れをくむ楽曲です。メロディとしては「FLYER」にあるような力強いメロディが中心で、キーはGでAを使った部分のメロディが印象的です。

今回も前向きで良い曲ですね。これまでは「上野の山」という曲に代表されるように、世間が盛り上がるところでは自分は盛り上がらない、というように捻くれるのが宮本氏でしたが、この曲ではそれを飛び越えた次元で「桜」を歌っています。が、特に主題が「桜」でもないと思います。インタビューでも述べられているように、散ってはまた咲く桜の花に人生を喩えた歌だと思っています。「輝く時は今」という詞が言わば桜が咲く季節と、新たなスタートを切るこの時期を重ね合わせて表現されていますね。

「俺たちの明日」が振り返って進んでいこうとし始める曲なら、「桜の花、舞い上がる道を」はゆっくりとスタートを切っていく曲です。

カップリングの「それを愛と呼ぶとしよう」は「呼ぶとしよう」というタイトルからしても、宮本氏のココロの中を覗いている様な詞になっています。

もともとはロックな曲だったらしいですが、バラードになっています。サビの後の変則的なリフが若干その面影を残している気がします。メロディは非常にグッと来ます。しかしエレカシに慣れていない人がこの曲のサビを聞くと、音階の飛び方に馴染めないようです。これが普通に感じられればエレカシファンになれると思います。

まだあまり聞いていませんが第一印象ということで。

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