「オーラの泉」という番組がゴールデンに上がってからしばらく経ちます。これはどうなんでしょうね？深夜にやってた頃に何度か見ているのですが、その時から「守護霊とか前世を信じるか否か？」ということをネットでよく見掛けました。私個人が思うにそういう主旨の番組ではないような気がします。確かにそういった言葉は出て来ますが、大事なのは生きている今の自分が、よりよく生き、より良い人間関係を築き、どんな人間になれば良いのかを考える番組だと思います。
よく「霊はいるのか？」と口にする人がいますが、信じない人には全く霊的現象は起きないでしょう。しかし科学的にはどうしても説明のつかない不可解な出来事は起きています。別に奇跡とか逆に事故とかいうことだけではなく、何気ない偶然も霊的現象と考えられる場合があるのです。だから守護霊などを信じられない人が疑問を持ってみても無意味かと思います。
逆に変に信仰して崇めるかのようにハマっている人がいますが、それも不自然だと思います。別にそんな意図で美輪さん、江原さんは番組をやっていないと思うからです。
例えば「お天道様が見ている」という言い方が古くからありますが、これは何か神を信仰しているとかではなく、人が見ていなければ何をしても良い訳ではありませんよ、という戒めのようなもので(という内容を美輪さんが話しておられたのですが)こういった日本に伝統的にある戒めは勿論現在でも言えることで、忘れてはならない、ということを伝えたい番組だと思っています。日本の風土に合った伝統的なお祭りや行事、言い伝えによって、日本人の精神が安定していたという点は正しいと感じます。それを合理的に全てを割り切るのは日本の風土に合わず、疲弊した国に成らしめるだけです。
長くなりましたが、「オーラの泉」は霊的な力についてばかり見るのではなく、人生や人間関係について考える番組として見ると楽しめるのではないか、と思います。
話は変わりますが、母が買ってきた「夜回り先生のねがい」という本を先に借りて読んでいます。水谷先生の講演にも一度行ったことがありますが、本当に良い話をしていただけますね。まだ話を聞いたことのない方は、是非本を見てみることをお勧めします。先生の話す少年少女のことを聞くと、つくづく私は幸せに暮らしているのだ、と感じます。有り難いことだと思って頑張らなければいけませんね。
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