「かもめ食堂」

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今日は「ロッキー・ザ・ファイナル」を見ようかという話もありましたが、折角一週間真面目に勉強しようという始まりにはちょっと…ということで止めました。またDVDで見ます。

さて、それとは関係ありませんが、昨日はDVDで「かもめ食堂」を見ました。良いですよ、これ。まず今時有りがちな美男美女で揃えられたキャストではないということ。まあ失礼と言えばそうなのかもしれませんが、現実味がありますよ、やっぱり。それからこれも今時ある「誘導つき映画」じゃないこと。分かりやすく言えば、三角関数のゴチャゴチャした式があって、(1)sinx+cosx=tとおいて、f(x)をtの式で表せ。

(2)tの範囲を求めよ。

みたいな誘導があるんじゃなくて、いきなりf(x)の最大値、最小値を求めよ。

と書いてあるような映画ですよ。

この件(くだり)は無駄か?

まあ要は作り手が勝手にストーリーを押し付けて、「ここで感動して下さい」というような映画ではなく、自然に登場人物の動きを描いて、見る側に含みを持たせるような映画だった訳です。やはりあまり映画自体は多くを喋らないのが良い映画だと思いますがどうでしょう?

あとは舞台となるフィンランドの景色が綺麗に写されているところですね。私は日本の風景が好きですが、たまにはヨーロッパの町並みも良いものだ、と感じました。

こういった映画ならではの映像の美しさやストーリー展開はしっかり残っていって欲しいものです。やはり「映画のドラマ化現象」は面白くありませんから。


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