結成から25年以上となるロックバンド、ジャパハリネットは、2007年に解散後、2015年に再結成を果たした。
残念ながら現在はボーカルの城戸けんじろ氏の喉の不調などの理由から、実質的に休止状態である。
現在YouTubeチャンネルにおいて、過去のライブ映像が続々と公開されている。また解散前の音源についても、サブスクリプション開始が検討されているようだ。
ジャパハリネットの過去の作品につきまして、メーカーより連絡がありました。
— 鹿島公行(ジャパハリネット) (@kashimashi_com) May 14, 2025
現在、サブスクリプションサービスでの配信に向けて作業を進めていただいているとのことです。
配信開始時期はまだ未定ですが、今しばらくお待ちください。#ジャパハリ #ジャパハリネット pic.twitter.com/Ikcho3Pnkh
今回の記事では、ジャパハリネットのシングル曲を全紹介する。ジャパハリネットのシングルはアルバム未収録曲が多く、中にはライブで披露される人気曲や隠れた名曲も含まれる。
ぜひアルバムのみならず、シングル曲も聴いてもらうべく、収録曲一覧を作成した。
ジャパハリネットのシングルヒストリー
さっそくジャパハリネットがこれまでリリースした全シングルについて、各作品に収録されている楽曲の情報を示した。
アルバム未収録曲かどうか、またその後新録されて収録されている作品の情報も併せて記している。
なおごく簡単に筆者による楽曲紹介(確認できたものを中心に)も付記した。
配信音源については、アップルミュージックにおいて、『哀愁交差点』以降のメジャー時代のカップリング曲はアルバムの配信にくっついて配信されているようである。

物憂げ世情
- 発売日:2002年7月27日、2008年02月01日(再発)
- レーベル:MAD MAGAZINE RECORDS
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 物憂げ世情 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『現実逃走記』(2004)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
2 | 迂回路 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
3 | 哀情かっぽ | 城戸けんじろ | 城戸けんじろ | なし | |
4 | 街 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし |
インディーズ時代にアルバム『満ちて来たる日々』とともにリリースされたシングル。なお『満ちて来たる日々』と重なっている楽曲はない。
ライブの最後に披露される代表曲「物憂げ世情」を収録しているが、後に『現実逃走記』に収録されるバージョンとは異なり、シングルバージョンである。
サウンドは『満ちて来たる日々』の頃と近いので、あの雰囲気が好きな人はシングルバージョンを聴いてみていただきたい。
その他のカップリング曲はいずれも本作のみ収録で、後にリメイクもされていない。
珍しくオルタナティブロック風の隠れた名曲「迂回路」や、城戸氏の明るさが炸裂した「哀情かっぽ」、優しげな雰囲気の「街」と力作揃いである。
烈の瞬
- 発売日:2003年5月28日、2008年02月01日(再発)
- レーベル:MAD MAGAZINE RECORDS
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 烈の瞬 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
2 | 絶望の風 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『現実逃走記』(2004)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
3 | 蒼が濁ったナイフ | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)に『星霜のさくら』(2006)での新録音源を再録 | シングルバージョン |
4 | 楓鈴 | 城戸けんじろ | 城戸けんじろ | なし |
インディーズ時代2作目のシングルであり、ライブでの定番曲が多数収録されている。
タイトル曲「烈の瞬」は、『現実逃走記』(2004)に収録されず、当時はアルバム未収録曲であった。後に『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』で新録されている。
「絶望の風」のみ『現実逃走記』(2004)に収録されている。(筆者も音源を紛失しており記憶をたどるとシングルバージョンだったように思う)
「蒼が濁ったナイフ」もライブの定番であったがアルバム未収録だった。シングル『星霜のさくら』でリメイクされ、その音源が『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』にも収録されている。
「楓鈴」は「ふうりん」と読み、あまり登場することのない隠れた楽曲である。エレキギターによる弾き語りと言う珍しい楽曲だ。
哀愁交差点
- 発売日:2004年1月21日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 哀愁交差点 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『現実逃走記』(2004)、『RE:BEST』(2020)に新録音源を収録 | |
2 | 崩れた未来の隙間から | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
3 | わすれな小唄 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし(『現実逃走記』(2004)に「ワスレナコウタ」としてバンドアレンジで収録) |
メジャーデビューシングルであり、オリコンチャート10位に入っている。
代表曲の1つ「哀愁交差点」は、後に『現実逃走記』に同じテイクが収録されている。なお2020年の『RE:BEST』にはリメイクされた音源が収録されている。
「崩れた未来の隙間から」はアルバム未収録だが、必聴の名曲。軽快なテンポの前半から、ラストのサビに向かう展開が素晴らしい。
「わすれな小唄」は『現実逃走記』の「ワスレナコウタ」のもととなった楽曲。メロディやコード進行も若干異なっており、個人的にはこちらの弾き語りバージョンが気に入っている。
遥かなる日々
- 発売日:2004年9月8日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遥かなる日々 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『東京ウォール』(2005)に新録音源を収録、『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)にオリジナル収録 | シングルバージョン |
2 | あるがために | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『RE:BEST』(2020)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
3 | 流線と爆撃 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
4 | 遠きトモシビ | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし |
『東京ウォール』の先行シングル第1弾となっている。タイトル曲「遥かなる日々」以外は、アルバム未収録曲である。
「遥かなる日々」は、『現実逃走記』を受け継ぐサウンドや世界観であるが、『東京ウォール』ではアルバムの音作りに合わせて、アレンジを変えて新録されている。
なお『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』にはシングルバージョンが収録されている。
「あるがために」はストレートなポップスで隠れた人気曲である。2020年の『RE:BEST』でリメイクされ、初めてアルバム収録された。
「流線と爆撃」は高速で突っ走るパンクロック、「遠きトモシビ」は美しいメロディのロックバラードであり、非常にバラエティ豊かで聴き応えのあるシングルになっている。
帰り道
- 発売日:2005年1月19日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 帰り道 | 城戸けんじろ&鹿島公行 | 城戸けんじろ&鹿島公行 | 『東京ウォール』(2005)に新録音源を収録、『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)にオリジナル収録 | |
2 | 涙のハンカチ | 城戸けんじろ | 城戸けんじろ | なし | |
3 | コモレビ | 城戸けんじろ | 城戸けんじろ | なし |
『東京ウォール』の先行シングル第2弾で、このシングルもサウンド的には『遥かなる日々』までの青春パンク路線を続けている。
タイトル曲「帰り道」は、城戸・鹿島両氏の共作と言う珍しい楽曲。人気の高い楽曲であり、上記の表にはないが、2018年の『RE:JAPAHARINET』では「帰り道2018」でリメイクされている。
リメイクバージョンでは、アレンジの変更が行われており、Cメロ部分がなくなっている。
カップリング曲は2曲とも城戸氏によるもので、全体的にけんじろカラーの強いシングルとなっている。
「涙のハンカチ」はこれまでの青春パンクらしい爽快な楽曲で、一方「コモレビ」はピアノとフルートによる弾き語り曲という珍しい楽曲である。
青春パンクから脱するような模索の様子も窺えるシングルとなっている。
金色の螺旋-コンジキノラセン-/美しき儚きかな
- 発売日:2005年12月21日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 金色の螺旋-コンジキノラセン- | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『回帰線』(2006)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
2 | 美しき儚きかな | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『回帰線』(2006)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
3 | 悲しみ色 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『RE:BEST』(2020)に新録音源を収録 |
青春パンク路線から脱したアルバム『東京ウォール』の後、サウンド的には揺り戻しがあったように思われるシングルである。
初のダブルA面であり、1曲目は「烈の瞬」を彷彿とさせるマイナーキーのロックナンバー「金色の螺旋-コンジキノラセン-」である。
2曲目はロックバラード「美しき儚きかな」であり、弾き語りを軸とした楽曲である。
いずれもシングルバージョンであり、アルバム『回帰線』では新録音源が収録されている。
なおアルバムバージョンとの違いは、まずシングルの方が生々しいギターサウンドだが、アルバムの方が音が綺麗にまとまっていて聴きやすい印象である。
また「美しき儚きかな」については、シングルバージョンはギターのイントロがあるが、アルバムでは歌から始まる。
また2番の終わりまでギターのみのシングルバージョンに対して、アルバムでは2番でドラムやベース、そしてエレキギターも加わっていくアレンジとなっている。
カップリング曲「悲しみ色」は隠れた人気曲で、インディーズ時代から続くジャパハリらしい楽曲。2020年の『RE:BEST』でリメイクされた際、サビの終わりのコード進行が修正されている。
全般的にリメイク音源の方が聞きやすくなっている印象のシングルである。
星霜のさくら
- 発売日:2006年6月28日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 星霜のさくら | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『回帰線』(2006)および『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)にオリジナル収録、『RE:BEST』(2020)に新録音源を収録 | |
2 | いつかの夕暮れ | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
3 | 蒼が濁ったナイフ | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『天国ベスト〜BEST FIRE OF HEAVEN〜』(2007)に収録 |
アルバム『回帰線』発売直前にリリースされた先行シングル。シンプルな作風の『回帰線』に、より近い雰囲気の楽曲が並んでいる印象のシングルである。
表題曲「星霜のさくら」では、MVに遠藤憲一氏が出ていることも話題になったが、ストレートなジャパハリネットらしい楽曲。
ただインディーズの頃の尖った、それでいてペシミスティックな雰囲気ではなく、より優しげな雰囲気が前面に出た楽曲だ。(一方でMVは暴力団の抗争のような内容になっている)
2020年の『RE:BEST』でリメイクされた時には、サウンドに厚みが増しており、個人的にはリメイク版が気に入っている。
「いつかの夕暮れ」は、「コモレビ」以来のピアノによる弾き語り曲。あまり語られることのない、これぞレア曲である。
「蒼が濁ったナイフ」は、インディーズ時代のリメイクバージョン。原曲に忠実に、ややスピード感を増しているくらいで、レベルアップバージョンと言う感じである。
INDER SONG
- 発売日:2007年4月18日
- レーベル:TOY’S FACTORY
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | インダーソング | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『夢色ロジック』(2007)にアルバムバージョンで収録 | シングルバージョン |
2 | 歩く虚像 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
3 | ピースメーカー | 城戸けんじろ | 城戸けんじろ | なし |
解散前、最後にリリースされたシングルで、ラストアルバム『夢色ロジック』の先行シングルである。
「インダーソング」はリリース前にライブでMVが撮影されている。シンプルなサビを軸にしつつも、演奏面では凝った一面も見せた新境地の楽曲だった印象がある。
なおシングルとアルバムは同じテイクながら、アルバム収録音源では、中間の展開明けのサビでギターにフランジャーがかかっており、実はアルバムバージョンとなっている。
「歩く虚像」はアルバム未収録で、「あるがために」などに通じる、ポップスである。これもジャパハリネットらしい隠れ名曲である。
「ピースメーカー」は、ストレートなパンクロックで、城戸氏らしいカラッとした明るい楽曲に仕上がっている。
プライマルエイジ
- 発売日:2016年9月30日
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | プライマルエイジ | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『RE:JAPAHARINET』(2018)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
2 | 希行性の残羽 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『RE:JAPAHARINET』(2018)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
ジャパハリネットが再結成して、最初にリリースされたシングル。ライブ会場限定で発売され、その後は公式オンラインショップでも販売されていた。(現在は品切れのようである)
「プライマルエイジ」は、ファンを含めて多くの人へと感謝を伝えるようなメッセージソングとなっており、4つ打ちのディスコビートが心地好い楽曲である。
「希行性の残羽」は、パティ不動産として動画があげられていたものを、ジャパハリネットが歌ったもの。eat愛媛朝日テレビ「白球青春2016」 高校野球愛媛県大会テーマソングに起用された。
いずれもシングルバージョンで、2018年の『RE:JAPAHARINET』には新録音源が収録されている。
違いとして「プライマルエイジ」は、冒頭の歌唱がライブ仕様に近くなっているのがアルバムバージョンである。
また「希行性の残羽」は中間の展開を経たサビの部分で、ギターのリズムがシングルとアルバムで異なっている。
PEOPLE×PEOPLE
- 発売日:2017年11月1日
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | PEOPLE×PEOPLE | 鹿島公行 | 鹿島公行 | 『RE:JAPAHARINET』(2018)に新録音源を収録 | シングルバージョン |
2 | ハリハリ79.7 | 鹿島公行・ハリラジリスナー | 鹿島公行 | オリジナル歌詞に変更した「ハリハリRADIO」を『RE:BEST』(2020)に収録 | シングルバージョン |
※公式オンラインショップにて発売中(2025年6月現在)

『RE:JAPAHARINET』の先行シングルとしてリリースされたもので、ライブ会場やオンラインショップにて販売され、ライブDVDが付属している。
「PEOPLE×PEOPLE」は、大洲長浜を舞台にした映画「赤い橋のある町で」の主題歌となった楽曲。再結成後のジャパハリネットの代表的な楽曲の1つとなった、と筆者は感じている。
『RE:JAPAHARINET』のテイクとは異なるようで、ピアノが入っている点や、イントロでカウントの入るタイミングなどがシングルバージョンは異なっている。
「ハリハリ79.7」はレギュラー番組のハリハリラジオにてリスナーから歌詞を募集して作成されている。シングルの歌詞には誰がどこを作ったのか分かるようになっている。
なお2020年の『RE:BEST』には同じテイクで、歌詞をオリジナルにして歌唱が差し替えられた「ハリハリRADIO」が収録されている。
個人的にはファンとの間で作られたテンションの高さが乗っかっている「ハリハリ79.7」の方が気に入っている。なお『RE:JAPAHARINET』の配信音源に「ハリハリ79.7」が加えられている。
さらばもう一度

- 発売日:2025年4月20日(配信限定)
No. | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 収録アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | さらばもう一度 | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
2 | 世界は諦めなかった夢でできている | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
3 | ドリーミンドリーミン | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
4 | あばたもえくぼ(ジャパハリネットAC) | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし | |
5 | 僕らが忘れたたったひとつの事(ジャパハリネットAC) | 鹿島公行 | 鹿島公行 | なし |
2024年12月のライブを中止して以降、ジャパハリネットは実質的に活動休止状態に入ったようである。鹿島氏のブログでは、鹿島氏自身も音楽のプロとしての活動からも退く意向を示している。

ジャパハリネットとしては未発表の曲があるとのことで、配信限定でリリースされたのが本作である。よって、本作のために書き下ろされたものではない未収録曲EPということのようだ。
「さらばもう一度」は2024年のツアー「2024 Full Recovery One Man Show Tour」で会場によって披露された楽曲。
「世界は諦めなかった夢でできている」は白石建設工業(株)CM「未来のまちづくりプロジェクト」で使用されていた楽曲である。
「ドリーミンドリーミン」は、NHKで放映された「『豪雨とロック』 〜ジャパハリネット、愛媛に生きる〜」の中で制作の様子がとらえられていた。
番組放映時点では完成できなかった楽曲であるが、ついに完成版をここで聴くことができる。
「あばたもえくぼ」「僕らが忘れたたったひとつの事」の2曲は、ジャパハリネットAC名義の楽曲である。
「あばたもえくぼ」はえひめ南予きずな博の応援ソングとして、クラウドファンディングを通じて制作されたもの。
「僕らが忘れたたったひとつの事」はパティ不動産としてMVがアップされていたが、音源としてはジャパハリネットACで制作された。
なお2024年のツアー「2024 Full Recovery One Man Show Tour」ではジャパハリネットによるバンドアレンジで披露されており、パティ不動産の音源に近いものだった。
まとめ
今回の記事では、ジャパハリネットのシングルヒストリーを記事にまとめた。
こうして歴代シングルを見ていくと、アルバムに収録されるのはシングルから1~2曲程度であり、カップリングは未収録曲が多い。
ベストアルバムやリメイクベスト盤などを集めていくと、いくつかの楽曲で聴くことができるだろう。ただいずれにも収録されていない楽曲も結構多く、シングル音源を集めるほかない。
既に持っていると言うコアなファンも多いこととは思うが、今後の音源集めの参考になればと思う。またシングル音源も配信が充実することを願っている。
※【ジャパハリネット】解散前までの5枚の全アルバムレビュー – ”ジャパハリらしさ”とは何か?
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