生きることとは

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今日は国立近代美術館にてパウルクレー展を観てきました。

前々から楽しみにしていて、今日がベストなタイミングかと思って行ってきましたよ。

いやはやここ最近観た展覧会では断トツ!

何とも言葉に言い表せないのですが、表現の素晴らしさや精神の自由さを感じました。

表現っていろんな形があると思うのだけど、極める方向性として職人型と天才型があると思うのです。

職人型ってのは1つの枠組みを設けて、その中で(または徐々に枠を広げながら)技術を磨き、その筋での一流を目指していくというもの。もう一つ天才型は極めるのとは違うのかもしれませんが、いつも心のままに浮かんだことをそのまま表現にしていき、常に瑞々しい感性を持ってオリジナルな表現を追求していくもの。

私は前者の素晴らしさも常々感じていますが、後者の魅力にどっぷりハマることがあります。

やはりそれは私自身もそういった瑞々しい感性を大事にしていたいということ、そしてそれが認められずとも常に自分に正直に表現していくことが素晴らしいと思っているからです。

天才型っていうのは常に表現の形態が違っていて、一貫性がないようにみえるのですが、実は逆。常に表現の根幹にあるもの、表現として伝えたいニュアンスや雰囲気は一貫しています。ただ外見が変わっただけ。心が常に一定でないように、表現もまた常に同じアウトプットの仕方ではできません。その一貫性と外見の変化っていうのが表現のいちばん面白いところだと思っています。

それが完璧にできているのがパウルクレーだと思いました。

なんだか幼いころの瑞々しい感性を思い出したようで元気が出ました。画集買っちまったぜ(笑)

最後に音楽で天才だと思うバンド、Budgie。日本ではほとんど評価されてないですが、このバンドこそハードロックの自由な表現者であると思っています。


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