感想

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陰陽座の新譜「魑魅魍魎」の全曲試聴があったので、聞いた感想を少し。勿論曲全体を聞いた訳ではないので、実際に通しで聴いたイメージはまた変わるかもしれません。

今回はやはり前作の流れは汲んでいますね。ベスト盤で陰陽座の第1幕として区切ることができると思いますが、今作は「魔王戴天」から始まる第2幕と考えられます。非常に力強くシンプルにまとめられた前作を発展させた印象でした。つまりはもっと深淵な世界観や複雑な曲展開も取り入れていることですね。曲数も12曲と多めで、1曲目はヘビーな幕開け、そして2~4曲で勢いをつけて、シングル「紅葉」から中盤戦。ここからは多様な曲が揃っていて、シンプルなメタル・ドゥーミーな曲・踊れるような曲・スラッシュメタルなどなど。後半では長い曲や荘厳な曲をおいて、ラストは明るい曲で。やはりラストは妖怪の世界への旅から現実に戻ったような、違ったタイプの曲が入っています。

曲順の流れは前作の流れをくんでいますが、さらに世界観を大きく、そして余裕を持って聞けるような作品になっているのではないかと思います。

「最高傑作という言葉すら生ぬるい」と銘打って発表された前作をもはや上回る作品が発売されそうで非常に楽しみです。

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