【週刊】鬼太郎通信その9

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若干日にちがずれましたが、一応書きます。

今回は昔(江戸時代と言っていただろうか)貧しくて髪を売らなければならなかった女の恨みと悲しみが、それぞれ黒鬼髪と白鬼髪という妖怪になり、現代において人間に憑いた黒鬼髪を白鬼髪が止めに現れるという話です。

話は黒いロングの美しい髪をした妹が、モデルで賞をとれるように、姉が黒鬼髪を目覚めさせてしまうという流れでした。

オープニング前の黒鬼髪が女性を襲い、髪を切り落としていくシーンはホラー仕立てになってましたね。

前回はある意味まったりした話でしたが、今回はガラッと変わりました。この幅の広さが今回の鬼太郎の魅力とも言えます。

この話は前シリーズ(90年代)にはよくあったパターンで、私の中ではこういった人間界に妖怪が忍び込んで来る話の方が鬼太郎らしいという感じがします。

ただお決まりの綺麗な女性→鬼太郎は妙にやる気→猫娘が嫉妬というパターンではなく、悲しみと憎しみから生まれた二人の妖怪は実は表裏一体で、非常に悲しい存在であるという重いテーマで話が進んでいました。

とは言え、例によって猫娘が言うところの「女の子チーム」が今回も活躍し、おはぐろや砂かけばばあに加えて、子なきじじいも参加!どうやら黒の髪フェチらしいです…。なんと今風な。

ここから少し文句ですが、最近のアニメや映画は設定を多く語り過ぎではないかと思います。鬼太郎で言えば、前シリーズでは鬼太郎がどんな場所に住んでいて、どうやって現れるのかは謎のままでした。他のキャラクターについても明確な設定が表に現れる事もなく話が進んでいたように思います。そしてこの事が問題であるのは鬼太郎が妖怪であるためです。つまりあまり詳細に設定をし過ぎると、どうしても人間臭くなってしまうのです。そうすると妖怪の持っていた不気味さは薄れて、全て「理解可能」なキャラクターばかりになってしまいます。昔はもっと想像力を働かせなければ分かりにくいような設定が、子供向けアニメにもあったような気がします。これでは子供は受動的にしかアニメや映画を見なくなってしまうのではないかと思うのです。


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