【週刊】鬼太郎通信その6

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今回は妖怪同士の話ではなく、妖怪が人間に制裁を加えるという話。「幽霊列車」のような話であります。

強盗をした上に轢き逃げをして警察に追われている犯人が、ねずみ男の誘いで妖怪横丁にやって来るというストーリー。

話の本筋にまでは大きく関わりませんでしたが、ろくろ首と鷲尾という青年の恋が描かれています。これは今シリーズをずっと見ていないと知らない独自の設定です。妖怪と人間ではありますが、何とか上手く付き合い始めたようです(鷲尾は相手を妖怪と知った上で)

「勧善懲悪」の「懲悪」という事になりますが、鬼太郎の恐ろしい部分というか、この犯人達を生きたまま地獄に送る事にするのです!

最初は横丁で好き放題やる犯人達。しかし次第に妖怪は鬼太郎の計画のために動き始め、3人の犯人を「地獄行きのバス」に乗せ、地獄へと送ってしまいます。

何せ不気味なのは、警察の取り調べで怯えながら横丁でのできごとを語る主犯格の男が、実は人間界に帰してもらえず、本当に地獄に残されてしまうというラストですね。

悪い奴は本当に救われないという話です。

ああ恐ろしや…

次回はガラッと変わって、横丁の妖怪達で旅行に行く話のようです。

エンディングはぬりかべと、おはぐろでした。


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