【週刊】鬼太郎通信 その2

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何となく毎週書く事に決めたこのコーナー(今更ですが)

コンセプトとしては、漠然としか「ゲゲゲの鬼太郎」のイメージがない人に、現在の第5期の鬼太郎は如何なるものか、現代の鬼太郎はどんなアニメ、キャラクターなのかを紹介することであります。

さて、さっそく今回の話。鬼太郎を抹殺する、という物騒な話でした。今回はおなじみ「ぬらにひょん」の登場です。ぬらりひょんは何度も登場していますが、簡単に言えば妖怪の世界を支配するために人間の味方をする鬼太郎を倒そうとする、まあ分かりやすい敵キャラというやつです。確か第3期から出ている気がします。今回は顔つきも怖いイメージで強さを出しているのか、と思いきや部下の「朱の盆」のへまによって少し憎めないイメージもあります。

今回の話では、奉られていた「片車輪」という妖怪をぬらりひょんが呼び覚まし、ありとあらゆる回転する物(タイヤやプロペラなど)に乗り移らせ、暴走させるという展開。そんなにド派手にやらない辺りがアニメですね(笑)

片車輪は遊園地の巨大アトラクションに乗り移り、街を破壊しようとします。鬼太郎はそれを阻止しようと、今回はほぼ一人で立ち向かうのです。

最近はワンマンが多いですね。じゃないと大抵猫娘が絡みます(で少し恋愛チックになるのが最近の流れ)

でもワンマンの時は映画仕立てで面白いです。25分弱とは思えない展開に見せる演出は良いですね。話の最中にCMを挟まないスタイルも貢献しているとは思いますが。

そしてさらに今回映画みたいに見えたのは、これまでに登場した妖怪に応援を要請して、ここぞという時に鬼太郎を救いにくる辺りの展開にもあります。ぬらりひょんは「鬼太郎は妖怪ではなく人間の味方をする。だから鬼太郎は我々の敵だ」と全国の妖怪(とは言え出て来たのは3、4種類でした)に伝えたことで、「鬼太郎を救う奴はいまい」と安心しているんですね。

普通安心しないだろう、とツッコミたくはなりますが、何せアニメですから。あまりにヒーローの救われる道がないのは面白くない、というものです。

他の妖怪の手助けによって鬼太郎はあっさり勝つ訳ですが…あまりに「鬼太郎ファミリー」(まあ”通称”ですけど)の存在感がない気がします。以前までだと、やはり頼れる味方という感じでしたが、今回はのんびり妖怪横町で暮らしている妖怪たちになってしまっています。砂かけばばあとか子なきじじいは結構強かった印象もありますが…。

戦闘の多い回では鬼太郎は「孤独なヒーロー」という感じです。

エンディング曲「妖怪横町ゲゲゲ節」では、ぬらりひょんと朱の盆が歌われていました。


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