環境問題を理屈で考えてはいけない

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今日はとあるイベントで登山家の野口健さんの講演を聴きに行ってきました。

いや~とても面白い講演でした。まず話自体が面白かったです。ざっくばらんな感じで、気楽に聴ける話し方でした。

そして、何よりタフな人だな、と感じました。仲間が何人も登山で犠牲になる中で、ずっと登頂を続けておられるのが凄いです。それでいて講演や山の清掃活動をしたり環境学校を作ったり、と精力的で驚きました。

一番印象に残った言葉は「環境は理屈で考えてはいけない」というものでした。

私自身も小学生の時、環境について考え、活動しました。やはりそこでの実感は、人間が環境を変える訳だから人の意識が変わらなければならないな、ということでした。環境について考えるには一度何か活動しなければ本当に実感は湧かないというのは確かだと思います。

例えば、環境を本当に考えているという人でも、「人間を含めた環境」を考えていない場合があるんです。つまり「人間が環境破壊をする」=「人間の自然に対する活動が悪だ」となってしまう事です。結局これでは、地球上から人類がいなくなる事が最善になってしまいます。しかしそういった考えは現実的ではありませんし、頭でっかちな考えです。

やはり人間は環境に対して何の影響も及ぼさずに暮らすことは不可能です。だから”モラル”が大事なんだと思います。現在の環境問題は深刻でしょうが、それをなくすだけでは人間の側は何も変わりません。人間が「これはダメだろう」というモラルを持てば、環境に対しての悪影響は減るはずです。

野口さんは環境学校という形で始められましたが、やはり人間の側が変わるためには「教育」を変えなければならないと思います。

私は環境に配慮できるかできないかの差は、結局モラルの差による部分が大きいと思います。それだけではないかもしれませんが、考え方が少し変われば環境も良いものになると思います。

何だか講演の感想を書こうと思ったら、私の意見ばかり述べていました。申し訳ない。


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