“最高傑作という言葉すら生温い”

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おおっ!

来た来た!

陰陽座の新譜「魔王戴天」を一日前に購入しました。

ヤバいですね、これは。ここに来てこの路線で来るとは…。率直な感想は

「これは一般ウケするのか?」

だって…かなりヘビーですよ。「大頚」なんて人間椅子みたいだし、「不倶戴天」もヘビーなリフを中心とする曲だし。

前作とはガラッと変わった印象です。曲はコンパクトにまとめつつ、叙情的な部分よりもロックを大事にした曲が並んでいます(組曲「義経」とは対照的)曲の展開やギターソロもかなり練られており、ワウの多用もロックな路線を強調しています。

驚いたのは黒猫さんのボーカルが控え目だったことです。よって瞬火さんのボーカルが多く、男っぽいアルバムになりました。これはコンセプト上なのか、あるいは黒猫さんの喉がまだ完全ではなく、意図的にボーカルを減らしたのか…。私はこのアルバムがとても気に入りましたが、「黒猫さんのボーカルが聴きたい!」という人には少し味気無い作品に感じるのかもしれません。

しかし今回は極めて音楽性が高く、評価されて欲しいアルバムですな。初期のような荒々しさとは違いますが、硬派なアルバムです。ジャンルが偏らず、様々なロックを聴かせてくれるのも魅力です。ただ時間が短いので、少し値が…という気はしますね。でも買って損は全くないです。

こうやって書いているとまた聴きたくなってきました。風呂で聴くとしますか。


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