浪人生活

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4a13e239.JPG今浪人になったことについて考えてみると、浪人するということの方が納得のいくことだったと思う。というのは、今、自分の意志で、自分のやり方で勉強できているからだ。高三の時は、学校に縛られて自分の勉強が満足にできていなかった。正直高3は辛かった。文系には気楽に話せる人が少なかった。僅かに数人いただけだ。これは実に窮屈であった。それまで色々なタイプの友人と話していただけに尚更であった。その割に喋らなくても良いようなことを喋っている連中は多かった。

だから学校に行くだけで、帰ってくると疲れていた。本当は家でやるテキストやZ-KAI添削も丹念に時間をかけてやりたかった。「ならばもっと努力すれば良かったではないか、甘い事言うな」と世間の人はいうだろうが、これが私のペースなのである。金銭的に親に迷惑がかかるのだけはどう言い逃れもできないが、自分の勉強を納得いくまでして、大学に入った方がすっきり大学生活を送れるはずだ。だから予備校へ行かないことにしたのも、自分の勉強方針を崩さないためにも正解だったと思う。

とにかく高校とおさらばして、自分の勉強に専念してから大学に入れたら、こちらの方が自然だと思う。だからといって現役で志望校に入った人に文句を言う訳では全くない。ただ私にとってはこの一年が必要だったと感じているということである。

それにしても浪人というのは経験した人でないと絶対に分からない状態。世間的にはどう思われるか知らないが、実はとても貴重な体験なのである。といっても浪人生にしかこの意味は伝わらないだろうな。


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