エレカシの武道館公演観てきました!
今回は歌もの多めかなと思ってましたが、半分当たっていて半分外されました。
一曲めは「奴隷天国」
イントロのやりとりが秀逸でした。
しかしこれとその後の選曲のギャップが何故かあるように思ったんです、私は。
そして途中で「なんちゃって」と言って始まった「珍奇男」
これまで観た中でいちばんクオリティが高かったです。
この2曲が頭に残ったですが、どうもしっくりこない。
そしてストリングスと立て続けに曲をやり、「桜の花~」で締め、かと思いきや…。
「悪魔メフィスト」
この曲を聴いたときに腑に落ちました。
今回は光と闇を意図的に分けて表現しているのだと。
そしてこの曲の宮本さんがスゴかった。
今までどんなに叫んでいてもある程度冷静に聴けましたが、これには引き込まれました。
思うに、エレカシにとってこの曲はすごく重要で、宮本さんがこれまで暴発することもあった闇を悪魔に宿らせた曲だと思うのです。
人の心の闇は悪魔のしわざ、というと宗教じみているかもしれませんが、それによって宮本さんの曲が光と闇をきちんと音楽として表すことに成功できたと思うのです。
だから今回のアルバムは特に闇を上手く音楽にできた作品だったわけです。
長くなりましたが、ここまで観てこのコンサートの意味が分かった気がして嬉しかったですね。
そして新譜によって確実にエレカシはまた一歩進歩したのだと感じられました。
うだうだ書きましたが、良いコンサートでした(笑)
コメント