語ってみた

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主観による人間椅子アルバム評です。

0th『人間椅子』

メジャーデビュー前の本作品は現在入手困難。人間椅子の原点とも言うべきおどろおどろしくも音楽性の高い曲が並んでいる。とは言え、現在にもつながるポップな楽曲もあり、ヘビーなハードロックだけが武器でないことも表れているように思う。やはり圧巻は「陰獣」だろう。また「人面瘡」「りんごの泪」「桜の森の満開の下」などの代表曲もすでに収められており聞きごたえは十分である。ただアレンジ面では、後に再録されたものの方が優れており、人間椅子の原石とも言える作品だ。なお「神経症I LOVE YOU」は後に再録されることがなかったレア曲である。

1st『人間失格』

基本的にこの作品からアルバム数にカウントされている。この作品以前と以後で区別しても良いぐらい、おどろおどろしさを前面に出した作品。これ以降に本作品以上の怪しさはないといっても過言ではない。非常に重々しいミックスがなされているせいか軽快な曲の印象が薄れて「賽の河原」「人間失格」などの印象が強い。比較的歌詞が少なめで、アップテンポな部分で演奏だけになる展開が多いように思われる。まだローチューニングの曲はなく、またレコード会社の意向からか展開の多い難解な曲は少ない。現在もライブで演奏されることの多い曲が多数収録されており、人間椅子を語る上では欠かせない作品になっている。

続くのか続かないのか分かりませんが、気まぐれでやってみました。あくまで主観なので悪しからず。

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