「魑魅魍魎」紹介2

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一昨日からの続きです。

5.紅葉

これは先行シングルです。ただ私の受けた印象としては、ハードな曲の間にクッションとして入るメロディアスな曲、というものでした。確かに歌詞に込められたものは大きく、シングルとして推したいのも分かります。でもここは敢えてハードな「蘭」やこの後に出てくる「魃」などをシングルにしても面白かったのではないかと思います。もうキャッチーなものをシングルにせずとも売れるのではないかとも思います。

中身としては非常に聴きやすいものです。曲調としては「妖花忍法帖」に近いものがあります。そしてカラオケで歌うと気分が良い曲だと先日気付きました。

6.青坊主

中盤突入!と言った感じの曲。陰陽座曰く「ドゥルキャッチー」というジャンルだそうです。ドゥーミーでキャッチーということだそうですが、なるほど。変拍子を多用しつつもサビのメロディなどは非常に覚えやすく聴きやすいものですね。

7.魃

これは非常に気に入った曲です。ただ曲の場所としてはもっと始めの方でも良いのではないかと思いました。むしろ1曲目でも良いのではないのかと(笑)

イントロのカウントは陰陽座らしいですね。この辺りが「ライブ始まるぞー!」的な印象を与えている気がします。とてもハードなリフとともに一気に駆け抜けていく曲です。何にしろリフとサビのメロディが好きです。それに尽きます。

8.しょうけら

最初聴いた印象では前作の「ひょうすべ」の方が良かったかな、と感じたのですが、よく聴いてみるとよりダンスの要素が増してこちらの良さも見えてきました。これまでのお祭りソングとは違って、よりダンサブルな点が特徴です。またこういったハードロック調なギターソロでは今回はかなり良い出来ですね。サビのメロディが印象的でありつつも、演奏がしっかり目立っている、というのが今回の最大の特徴と言えるかもしれません。

では次回でラストということで。

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