残すところ期末試験で、とりあえず授業期間中のテストは終わり、授業も今日まででした。金曜日から試験ですね。
とりあえずこまめに復習などしていなかったため、ほぼすべての科目を見直さねばなりません。まともに勉強しないと単位が来ないものと、書けば単位は来そうなものとがあるので(友人は試験が厳しいのばかりだと嘆いてましたが)その辺りは柔軟に。
いよいよ今週末は人間椅子のライブです。改めて今一番新しい「真夏の夜の夢」を聴いてみると、その良さが分かります。ナカジマノブ氏加入後の中では一番聴きごたえのある作品だと思っています。ある意味で「新生」人間椅子の誕生とも呼ぶべき内容です。それは不気味さや怪しさを前面に押し出すというよりは、より幻想的な世界観を醸し出すといった方が良いでしょう。がしかし、人間椅子が何事もなく世に怪しげな曲を送り出せていた時代の方が世の中平和だったのかもしれません。
「応援ソング」とか「メッセージソング」は世間には数多いですが、それをやらず独特な世界観を出してきた人間椅子も、「世の中から夢がなくなったらなんと味気ないことか」というメッセージを含んだアルバムを制作した、ということはそれだけ世間が荒んだ、と私は考えてしまいます。
やはり音楽は時代の空気感に大きく影響されると思います。だから昔の作品は良かった、というのではなく、今の時代の空気感を持ってもそれでも良いものだったら、喜んで聴きたいと思っています。そういった普遍的な良さというようなものを持った作品だな、と改めて感じました。
次回作はいつなんでしょうね~?ライブが終わったら告知がないか期待しています。
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