あまり詳しくない事を書くのは良くないですが、どうしても気になるので少し書きます。スポーツの話です。とは言っても選手やゲームについて語る訳ではありません。が、漠然とした意見なのでサーッと読み飛ばしてもらって構いません。
一つ目は相撲についてです。今問題になっている時津風部屋での一件。発覚当初は何だか相撲協会に悪い事をした、迷惑をかけた、というような言い方を時津風親方がしていたのはどうか?と思いましたが、やはり解雇処分となりました。
しかし事がこれで終わっては駄目だと思います。当然暴力がこの一例しかない訳がないからです。事実として、別の部屋での暴行も疑われているようです。「相撲は国技だから」といってベールに包むのはもう止めにすべきだと思います。力士に対する暴力については徹底的に追及して、それから相撲をどうするか?と考えなければ、人気が上がる事もなく、怪しげな印象を持たれたままになってしまうでしょう。
二つ目は日本のプロ野球です。近ごろ「メジャーリーグの報道をプロ野球より先にやるとは何事だ?」という投書を見掛けますが、これもどうかと思います。「野球中継が少なくなった。もはやこんなものか」
酷い言い方ですが、事実「こんなもの」になってしまった現実はあります。テレビは数字が取れなければ流さない訳で、今のプロ野球を見る人が少なくなったのは事実としか言い様がありません。そんな状況で「メジャーを優先するな」というのは現実的ではありません。というより日本の野球という殻に閉じこもるのがいけない、と思うのです。日本人による野球を大切にしたいなら、もっと海外に開いた野球を考えるのが大事な気がします。
コメント
確かに。時津風部屋で起きたことは氷山の一角であるのは間違い無いし、他の親方たちの減俸処分も後ろめたさからくるんかなーって思われてもしょうがない。相撲の面白さは別にしてもこの閉鎖的な組織はなんとかしてもらいたいよ。日本の野球も随分と閉鎖的だから同じことが言えるんだと思うけど。
特に相撲とか、まあボクシングとかもそうだと思うけど、格闘競技はどうしても暴行が怪しまれると思う。閉鎖的な体質は変えてほしいね。野球に関しては「日本のアイデンティティの砦」にしてる人がいる気がする。それを守るだけでは現状維持すら厳しいと思うけど…。