痛みを感じて

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最近感じる事をまた一つ。また偉そうに語ります。

人の立場に立って考えるって事が実はできていない人がいるような気がします。まあ色んな場で言われている事ではありますが、私は終戦記念日が昨日だったという事で戦争に対する考え方について述べます。

最近では戦争に対して前向きというか、戦争を肯定するような意見が多いです。特にネット上ではその傾向が強いようです。でも戦争をした時の人々の「痛み」を真剣に考えた上で発言している人は少ないのではないでしょうか?これは論理の問題ではありません。戦争になったらどれほどの人が悲しみを感じるのだろう?どれほどの人が苦しむのだろう?どれほどの人が傷を負うのだろう?どれほどの人が醜い心を持ってしまうのだろう?どれほどの人が死ぬのだろう?…

戦争について大局的な視点からではなく、一人の人間の問題として、その苦しさや虚しさや悲しみを本当に想像する事ができ、その痛みを感じられるなら、戦争を良しとする人など出てくるはずもないはずです。しかし残念ながら人の痛みが本当は分からない人が多いために、つまり人の立場に立てる”優しさ”のない人が多いために、戦争の悲惨な一面をあまり意識することなく肯定する人が多くなっている気がします。

特に頭の良い人…

論理的な思考は私などよりうんと優れている人は多いのに、素直に人の親切に感謝したり、人の辛さを労ったり、といった純粋な心を持った人のなんと少ない事でしょう。皆そんな人間味とは無縁といった様子です。

今ではそんな純粋な心は社会では不利になるのかもしれません。しかし、そういう素直な心を持つ人だけの社会は荒んだ、悲しい社会になります。

それぞれ性格や考え方が違うのが人間なので、押し付ける訳ではないですが、時には見知らぬ人の苦しみや、今苦しみを持つ人の痛みを感じる心を持つことは大事だと思います。


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