☆第六回☆③

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まだしばらく続くこの企画。「ジャパハリ全曲レビュー」です。

『哀愁交差点』

メジャーデビュー後のシングルです。このシングルで全国的にジャパハリが知られるようになり、メディアでの露出も増えました。

「哀愁交差点」

「東京ウォール」以降の曲はまた違いますが、ジャパハリはどんな曲を作るのか?と聞かれたら、この曲を聞かせてあげればよく分かってもらえるような曲だと思います。「現実逃走記」までのジャパハリはこの曲のサビのコード進行が好きだと思われます。テーマはこれまで歌ってきた内容を貫いています。 「どこに行っても走り続けるんだ」という熱い思いが感じられます。ただ一方で矛盾や歪みに対する怒りが露になっている面もありますね。Bメロの詞は特に。上り調子のパワー溢れる雰囲気が全体に漂っている曲です。

「崩れた未来の隙間から」

これは本当に好きな曲。「蒼が濁ったナイフ」のような世界観。でも少し見方は大人な感じです。偽善者というか、外面ばかり良い奴に対する怒りが出ています。そんな怒りやもどかしさを軽快なリズムで聞かせながら、最後は弾けるようにけんじろさんの声が響き渡る展開が最高です。これはライブDVD「white clothes dayⅡ」で見ていただきたいです。最後のサビでメンバー全員が必死で歌う様子は、まだ結束が固かった頃の輝いていたジャパハリが見られます。このような輝きは次のⅢでは見られませんでした。解散への話は出ていたのでしょう。

「わすれな小唄」

これは弾き語りですが好きです。良い曲ですね。またお得意の徐々にコード進行が変わっていくパターンが出てきます。次のアルバムでは「ワスレナコウタ」としてこの曲を元に違う曲として作られています。

たった3曲しか進みませんでしたが、言い出したからにはやりますよ、全曲。


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