幸せとはこういうものだ

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今日はなんと幸せな一日であったか。こんなに人と喋るのが良いものだと感じた日もなかったろう。

今日は同級生の友達と語り合った。しかも移動などの時間を抜くと約8時間も。こんなに長く語り合える友達がいることは幸せだと思う。まあ語り合った内容はそのまま心に留めておくことにして、感想を述べるとしよう。

まず場所。至って普通の駅付近のショッピングモールであるが、実に我々はその中の、少し人が寄り付かないようなテラスを見つけるのが上手い。ここは本当に良かった。ビル風も吹きさらしてね。

それに健康食バイキング。平日の昼間では主婦ばかりだったが、良い店だった。

それからお互い喋りやすくなった気がする。大学入試を経て少し大人になったからであろうか。思う所を遠慮なく話せたと思う。

では二人別れた後のことを。父親の誕生日プレゼントを買おうということで、店を見て歩いた。民族雑貨の店で猫の置物を買うことに。ここで感じたのは、ああいうアットホームな店は良いな、ということだ。店員の女性に「誕生日の贈り物にしたいので包んでもらえますか」と言うと、本当に親切に対応してくれて包んでくれた。最近は機械的に整理された店が多いけど、やはりこうしたアットホームで人間味のある店は心に良いと思う。

人間は汚い部分もあるが、こんなに良い部分もあるんだ、と感じられた一日。共に分かり合える友達、そして優しく対応してくれた店員さんに感謝。またこの長い付き合いの友と一緒に語りたいものだ。

こんな幸せな気分の一日は滅多にないことだろう。また明日から頑張れる気がする。

父はプレゼントを喜んでくれた。あまり誕生日プレゼントを買ったこともなかったからな。


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