ついついアマゾンで買った「white clothes dayⅢ 白炎隊」by ジャパハリネットを見つつ考えてしまいました。
というのも、「ジャパハリのライブDVDは何も考えず楽しんで見よう!」と考えていましたが…何かかっしーさん(ベース&リーダー)の表情が暗いですぞ?まあ元々ギターのヒロキさんみたいに明るく動き回るタイプのパフォーマンスはしないタイプだと思っているので、変わっていないと言えば変わっていない気も…にしても時々客を見渡しながら呆然としている時が多い気もします。
ここからは一般的な話に戻しますが、彼の悩み(悩んでいるのかも分かりませんが)が何であるかは分かりません。しかし、その悩みの中にバンドと客の温度差、というものがあるとしたら…
これは困った問題になりますよ。しかし一方でどのミュージシャンも感じる悩みではないでしょうか。
ある程度活動を続け、一定のファンを得て、自らの音楽スタイルに理解を示されるようになったとき、多くのファンは”その時の”ミュージシャンが好きなはずです。しかしミュージシャンも人間であり、精神的成長をしつつ音楽の方向性も多かれ少なかれ変わっていくでしょう。その時、それを許してくれないファンが現れるのです。「”あの時”の感じはどこへ行ったの?こんなバンドじゃなかった」と。
ファンはもちろんそのミュージシャンが好きなはずなのですが、結局ミュージシャンを苦しめることがあり得るのです。最近はどうも「そのバンドしか聞かない」ような人が多いらしく、今まで述べた危険性が増しているように思います。
結局これはファンの問題でしょう。ファンがもっと様々な音楽を聞いて、少し曲の様子が変わっても「これもイイじゃん」と言えるようになるのが自然だと思います。作り手の音楽性の変化は当然のことでしょう。しかし、もっと根幹にあるバンドの特徴と言える部分は変わらず、全力で作られた作品はきっと良いものでしょう。本当に変わりすぎてどうしても合わなくなることもあるでしょうが、本当に好きなバンドなら変化にもついていけるはずです。合わないなら自然と聞かなくなると思います。
なんとも難しい問題ではありますが、これだけは最近言えると思います。「もっと幅広く音楽に触れた方が良い」ということです。やはりこれが自然な音楽の聞き方だと思います。
ということで、これを昨日書いた「DVDの感想」と致します。
コメント
カッシ、インディからあんな感じだょ。
もう一回DVD見てみたら「でもこんな感じか」と思いました。おそらく彼らが随分大人になっていたのに驚いたからだと思います。余計な心配だったですかね。なんせライブには行ったことがないもので、DVDでしか見たことがありません。勿論これからもジャパハリを応援していきますよ!