稀代の名曲

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エレファントカシマシの「友達がいるのさ」は稀代の名曲だ、といつも思っています。あの曲展開は涙なしには聞けません。

冒頭の落ち着いた曲調では、やや哲学的な表現が混じった詞が印象的で「東京中の電気を消して」とロマンチックな世界観も漂っています。そして徐々にせりあがっていく展開!そして町の中にいた男は乱立する文明の狭間を、一歩一歩歩いていくと力強く歌う後半へ。

現在のエレカシが本当に素直に音楽を表現しているとすれば、「友達がいるのさ」は誤解を恐れずに言うと変化球の音楽だと思っています。

メロディや音楽性よりももっと感情的な部分や、高揚感、男気、怒り、悲しみといったものが混然一体となって迫ってくる感覚は、エレカシに独特なものと思います。

一度はまったらやめられません。なぜならこんな音楽はエレカシにしかないからです。と言うかこのような音楽は真似のしようがないからです。

今度のベストには入るんでしょうか。そして何度でも野音で聴きたい曲です。

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