時効警察の感想

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最終回から何日か経ちますが個人的な感想を述べたいと思います。

まず前回では相当な人気があったようでDVD-BOXも随分売れました。つまり今回はお金のかけ方が違うのではないかと。やはりそれは如実に表れていましたね。

良かった点から述べましょう。一番大切なのは何より面白かったこと。特に面白く感じたのは三日月の壊れっぷりです。シリアスな映画やドラマが中心だった麻生久美子さんの新たな一面が見られたと言って過言ではないです。あとはゲストが豪華でしたね。深夜なのにビッグネームが沢山出てました。

さて今回少し残念だった点も述べます。一つは売れてメジャーになった分、マニアックさが薄れたことです。前回の静かな雰囲気の中で唐突に発せられるシュールなネタがあまりなかった気がします。どちらかと言うと大勢で演劇っぽい笑いが多かったですよね。それに全体的に張り切り過ぎたのかと。話が少し離れますが、ビーストウォーズ(CG版)シリーズは声優さんのアドリブ合戦として有名でした。そこでも初回は控え目というか、秩序はありつつ笑いを取り入れていました。しかし2回目のメタルス、3回目のリターンズへ進むに連れてそのアドリブは激しさを増しました。しかしビーストウォーズは話や絵自体はカナダで作られていたので、最低限の枠が出来ていました。だから内容が増え過ぎることはありませんでした。しかし、時効警察の場合は脚本も自由な訳で、どうしても前回よりパワーアップするためにはネタが多くなりがちです。それが少し残念というか収拾がつかなくなってました。もう一つ、三日月が壊れたことを良い点で書きましたが、今まであの時効管理課に集まる人の中では唯一”普通の感覚を持った人”の役だったのに

三日月も変な人の方に回ったため、主人公である霧山の印象が若干薄れた気もします。

まあ同じようにやるのは難しい訳で、でも決して良くない作品ではなく「新たな展開を見せた」今回の時効警察として見ることが出来ます。

DVD-BOXはどうするのかと思っていたら、母が既にAmazonで予約していたようです。恐るべし!


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