さよなら故郷&十代

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今日実家を後にして東京に帰ります。楽しみにしていたエレカシのライブから始まって、友達と会い家族と話し、あっという間に時は過ぎました。

やり残した事といえば、浪人時代によく行った近くのショッピングモールにぷらっと立ち寄る事と、これまた浪人時代にジョギングしたコースで走る事ですね。東京にいると建物ばかり目に入って、夕焼けを眺めることもないですから。次に帰ってくるのは8月頃になりそうですが、その時にはのんびりしたいものです。

そして実は今日が十代最後の日です。もう二十歳か、と思うと実感がなく不思議な気分です。今から十年経って三十になった時には二十代の回想をするのだと思いますが、十代の回想は難しいものです。やはり10歳と19歳では、まるで別人のように変わっています。とは言え、帰りの車中でする事もないので、自分の十代を振り返ってみたいと思います。こんな事をブログで書く人もいないとは思うんですが…。

10歳から12歳までというのは勿論小学生なのですが、なかなか楽しい時でした。アニメ(デジモンやビーストウォーズ)が一番面白かった次の年が10歳の時で、その続編が出ていた頃です。学校の友達とゲームやアニメの話をして楽しんでました。ゲームを一番やっていた気がします。塾にゲームを持っていったのが親にバレてひどく怒られました。中学受験の勉強を始め、勉強の時間も長かったです。

12歳でギターを始めました。人間椅子にハマり始めたのもこの時でした。小学校の友人とはあまり連絡を取ったりはしていません。

13歳から15歳は、気持ちが鬱屈とし始めた時期でした。中一はまだ小学生みたいなもので、無邪気にはしゃいでいました。まだゲームやアニメの世界で生きている事が楽しかった時です。おそらくこの状態から抜けられなかった人が無類のアニメ好きになっていくのではないか、と思います。私自身は14歳の時に今までの遊びに対して窮屈な思いを持ちました。田舎に住んでいたこともあって、友達と街で遊ぶのもあまりしていませんでした。この年の春休みの悶々とした時間は忘れがたいものでもありました。

ただ、百人一首にハマったりして学校は楽しかったです。初恋なんかもあったりして…まあ上手くいきませんでしたけど。

15歳はまたカルタをやったり学校はそれなりでした。やっと友達とカラオケに行くようになって、人と遊ぶようになりました。クレイジーケンバンドをよく聞いていた時期で、カラオケで歌うのが楽しみでした。

祖父が亡くなって悲しい気持ちになっていました。

他には13~15歳というと、学校の定期テストで点を取ることに命をかけていた気がします。もっと読書したり映画を見たりしたかったですね。当時ノートに不定期に日記を書いてましたが、勉強に集中していない自分への自戒の言葉が多いです。何か自分を追い込んで窮屈にしていたんですね。

16~18歳は高校の勉強が忙しかったです。それに尽きます。

16歳はまだ楽しみがありました。クラスの中で仲が良く、文化祭は非常に楽しくやれました。同時に放送部も忙しくて、一番部活が充実していましたね。だいたいこの時までに知り合った人の中に今も会う人が多いです。中でもこの年の放送部は思い出深いです。

17歳は担任が苦手な人で苦労しました。それなのに文化祭でクラス企画をまとめる役に回ったため、ボロクソに言われ疲れはてました。その疲れからか気持ちは沈んでいました。

と同時に何か反抗心のようなものが強い時期でした。音楽も綺麗なものより荒削りでエモーショナルなものを聞いていました。

18歳はこのブログである程度書きましたが、怒りと感傷の入り交じった時期でした。受験勉強の忙しさが迫ってくる中、気持ちは真逆の方向に向かっていました。エレカシに出会い、その思いを慰めるように暮らしていました。入試前にピークを迎えてしまい、直前はどこかたそがれた気分になっていました。結局受験は失敗。

19歳は17、18歳に比べると充実していました。受験勉強に必死で取り組む事を通して、精神的にも落ち着くようになりました。エレカシの「デーデ」のひねくれた歌詞にリアルな思いを抱いていた高3時代とは違い、「ファイティングマン」のような力強い歌詞に心打たれるようになり、気持ちも素直になったと思います。

そして今大学生活が始まり、新しい事ばかりの日々です。このような変化の時にあっては、20歳への特別な思いは湧きませんが、一つの区切りとして心構えをしたいと思っています。

これからしばらくは過去を振り返るより、未来に向かって力強く生きていく時なのでしょう。そんな中で、僅かながら連休があり、ちょうど十代最後ということもあって振り返ってみました。

ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。本当は区切った方が読みやすいですが、今の気持ちを一気に書きたいために続けて書きました。

また明日からも「自部屋の机上」は続きますので、どうかよろしくお願いします。


コメント

  1. NTT より:

    17歳時は沈んでいたのね・・。面倒臭いのは確かだったしねぇ。しかしこの年は担任が違ったらもっとユルイ1年だっただろうね。

    ともあれ、20歳おめでと。そして良き1年を。

  2. malton より:

    特に秋以降は沈んでいたね。まあもう少し文化祭は気楽に楽しめるたとは思うけど。

    これからは楽しんで暮らしたいね。

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